コラム

 公開日: 2011-09-04  最終更新日: 2012-04-17

マナーうんちく話129≪台風・病気見舞いのマナー≫

【冠婚葬祭の知識とマナー7】 お見舞い&快気祝いの熨斗袋のマナー&風水害の見舞い

台風12号で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
最近、多種多様な災害が多発しています。また病気にかかる人も増え続けています。
色々な形でお見舞いをする機会が増えてきました。

災害や病気のお見舞いは、基本的には水引はかけません。さらに袋も比較的地味な物で熨斗も付けないのが一般的です。
左側に赤い帯がある袋が市販されていますが、白色で無地の封筒でも構いません。

○災害のお見舞い
表書きは、「台風御見舞 平松幹夫」のように書きます。台風や地震などの災害は深刻な被害をもたらせます。白無地の封筒がお勧めです。

○病気のお見舞い
「御見舞 平松幹夫」のように書きます。左の赤い帯のある袋か、白無地の封筒を使用します。勿論「御見舞」でも「お見舞」でも構いません。白赤の結びきりの水引のかかった祝儀袋を使用することも多々あります。この場合、熨斗をつける時と、付けない時が有ります。すでにお話ししたように、熨斗には延ばすという意味もあるので、私は熨斗をつけられるのはお勧めしていません。

○陣中見舞い
「差し入れ」という意味から、皆で食べたり飲んだりできる菓子やジュース類が好まれます。現金の時には、表書きは「陣中御見舞 平松幹夫」で、水引は白赤の蝶結び、熨斗はつけます。但し、選挙事務所へ陣中見舞いを行う時には、公職選挙法に触れないよう、専門家に相談されることをお勧めします。

○快気祝い
怪我や病気が快復した時、あるいは退院した時に、「お返し」として贈ります。
一応「お祝い」なのですが、このお祝いは、昇進や受賞のように何度あっても嬉しいお祝いではなく、むしろ怪我や病気はもうこれ切りにして欲しいので「結び切り」の水引を使用します。


「見舞い」とは、本来病気やけがをしている人の所に訪問して、慰めたり、励ましたりして、回復を早めるのが目的です。そしてこれが転じて、大変な状況におかれている人や、これからすごいことをやろうとしている人を、励ましたり慰めたりすることも、「見舞う」と表現するようになりました。いずれも「形」より「心」が大切です。

すなわち自分の立場や思いを伝えるより、相手に対する思いやりがなにより大切です。特に病人やけがをしている人には、本人や付き添いの人や家族の人への配慮が必要です。
また突然、災害に遭われた方の心中を察することも大切です。
熨斗袋の書き方や金額等も大切ですが、くれぐれも本末転倒にならないようにして下さい。
私は、その時の状況にもよりますが、お金にこだわることはあまりしません。よく手紙を書きますね。


台風12号は全国的に多大な被害をもたらせました。親戚・知人・友人等が被害に遭われた方や、安否を知りたい方も多いと思います。そこでお見舞いの具体例を挙げてみます。

●親戚・知人・友人等の安否を尋ねるメールの文例
・タイトル⇒大変心配しております(平松幹夫より)
・本文⇒○○様 テレビでそちらの被害状況を知り大変驚いています。○○様のお宅は大丈夫でしたか?皆で心配しています。とりあえず状況を連絡して下さい。こちらは無事です。平松幹夫より

●親戚・知人・友人等へのお見舞いの手紙の文例
テレビでそちらの被害状況を知り一同大変心配しております。本来ならすぐに駆けつけるべきなのですが、なかなか思うようになりません。○○様も仕事と後片付けで何かと大変だと思いますが、あまり無理をしないで下さいね。また平松に出来ることが有りましたら、お気軽にお声をかけて下さい。一日も元の生活に復帰できるよう祈っております。
※状況により文章は変わります。また、手紙は、手書きの、縦書きがお勧めです。

風水害などのお見舞いは、出来ればすぐに駆けつけてあげるのが望ましいですが、なかなか思うようにはいきません。そこで、伺って、励ましや慰めの言葉をかける代わりになるのが「お見舞いの手紙」です。
安否が解らない時はメールがお勧めです。
床下浸水のように、被害に遭われた場合は、見舞い品を贈ったり、手紙を出されることをお勧めします。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

マナーうんちく話1365《幸運を呼ぶ心の持ち方・過ごし方》

「笑う門には福来る」。「上方いろはかるた」に登場する一句です。最新の研究では「作り笑顔」でも、肉体的...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1364《日本人なら知っておきたい12月の歳時》

師走の声を聞くようになると、街行く人達の装いが急に真冬並みになり、木枯らしと共に「山装う頃」から一気に「山...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1363《美を磨くといいこといっぱいやってくる》

美しい物を観て気分が悪くなる人は殆どいないでしょう。人間は本能的に美しいものを好む習性が有るかもしれませ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1362《仕事やプライベートで不安が生じた時に考えていただきたいこと》

旧暦では10月の事を「小春」といいます。新暦では11月から12月の始め頃ですが、日頃の寒さが打って変わっ...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ