コラム

2011-08-31

マナーうんちく話127≪慶事の、のし袋のマナー≫

【冠婚葬祭のマナー5】 慶事の、のし袋の表書きとマナー

前回、熨斗や水引について触れましたので、今回から3回に渡り、「慶事」「弔事」「お見舞い」の具体的な書き方とマナーの解説をいたします。
今回は慶事全般です。

○一般的なお祝い事
出産、入園・入学、卒業、入社、受賞、叙勲、開店、新築、長寿等のお祝い事には「御祝」と書くのが一般的です。その下に送り主のフルネーム(姓と名)を書きます。勿論「御入学御祝」「御開店御祝」等と、お祝いする内容を具体的に表示してもいいです。ただ「御入学祝」「開店御祝」等と、4字の表書きは、「死」を連想させるといって嫌がる人もいます。
そして、前回も触れましたが、これらのお祝い事は何度重なっても嬉しいことなので「蝶結び」の水引を使用して下さい。なお、受賞・叙勲については後ほど触れます。

○結婚のお祝い
結婚のお祝いには「寿」がお勧めです。そして結婚は何度も重ならない方がいいので、くれぐれも「蝶結び」は使用しないでくださいね。結婚祝い用ののし袋は「あわび結び」という水引が良く使用されておりますが、これは前回お話しした「結び切り」の変形です。

結婚のお祝いなどは、職場の有志等で纏めて送るケースも多々ありますが、この場合は「○○有志」「○○一同」と書きます。例えば「営業課一同」等です。ただ2-3人なら熨斗袋の表面に連名で書いてもOKです。役職の上位の人や年齢の高い人が右になります。上下や年齢に関係ない場合は五十音順にして下さい。そして、○○有志等と記入する時には、袋の中に全員の名前を書いた紙を同封します。
夫婦で贈る時には、夫はフルネーム、妻は名前のみを夫の名前の横に記入します。
婚礼用の袋は多種多様に揃っています。金額とのバランスを考慮して下さい。

○日常の付き合いの贈り物
お中元、お歳暮、お年賀等の品物を贈る時には、上に具体的な目的、下に送り主のフルネームを書きます。例えば[お歳暮  平松幹夫]とし、「蝶結び」の水引をかけます。

以上がお祝い事に関する熨斗袋の書き方とマナーですが、これらのお祝い事の場合は、比較的濃く書いて下さい。理由は、「私(達)は、あなたのお祝い事をとても喜んでいますので、その喜びの気持ちを一杯込めて墨を磨りましたよ」ということです。従って墨で書くのがお勧めですが、黒のサインペンでもOKです。

現在は殆どの場合、市販ののし袋を使用しますが、無理に市販の物ではなく、半紙や奉書紙を用いることにより、手作りが可能です。

また、のし袋の「中袋」には、表に金額、裏に名前と住所を書くのが一般的です。ただし、所定の記入欄が印刷されていたらそれに従います。また金額を「壱」「弐」「参」などのように漢字で書く理由は、拡張を高めることと、悪意による修正を避けるためです。そして贈答の場合は金額の後には「也」はつけませんね。

ちなみに、のし袋を持参する時は、絹製の小さい風呂敷である「ふくさ」に包んで下さい。
慶事の時は、ふくさの、真ん中に祝儀袋を置き、先ず左側をたたみ、次に上、下の順で折り、最後に右側をたたみます。覚えておかれると何かと便利です。




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