コラム

 公開日: 2011-08-23  最終更新日: 2012-04-18

マナーうんちく話123≪冠婚葬祭の知識とマナー≫

【冠婚葬祭の知識とマナー1】始めに

暦通りの過ごしやすい日になりました。
8月23日は二十四節季の一つ「処暑」。猛暑も峠を超えたようです。

最近、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で、日本人の結婚観が大きく変化しました。また、少子化に伴い、超高齢社会は急速に進展しており、「少子多死社会」をもたらせました。さらに、家族・親族・地域間における絆の希薄化は、「無縁社会」という大きな課題を投げかけております。絆の再生が急務です。

このような状況下において、「冠婚葬祭の意義」がにわかに高まっております。
日本人が長い月日をかけて築いてきた多様な絆を再生し、「無縁社会」から「有縁社会」、さらにもう一歩進んで「幸縁社会」を築こうとする意欲の表れだと感じます。
これがもとで、少しでも、人として、本来ある姿をとりもどしたいものです。


ところで、私たちは日常生活において、実に様々な事と遭遇します。
入学式、卒業式、就職、結婚、出産、長寿等のお目出度い出来事もあれば、家族や親族や友人等の死と向かい合う時もあります。盆や正月の恒例行事や村祭りを仕切ることもあります。つまり、人の一生は、「目出度いこと」と「悲しいこと」と「多彩な行事」の繰り返しだといえるのではないでしょうか?

そして、人生には昔から「4大儀式」が有るといわれてきました。
つまり「元服」「婚礼」「葬儀」「祖先の祭祀」、いわゆる「冠婚葬祭」ですね。
中でも「婚儀」と「葬儀」は極めて厳粛な意味を持つとされてきました。

5-6年前位に「虚礼廃止」が謳われた時期が有りましたが、このような儀式やしきたりは、古臭い因習であるとか、虚礼であるとかと言って、簡単に葬り去るにはあまりにも大切な意味が有り、素晴らしい多様な内容が存在します。
葬り去るのではなく、「良好な人間関係を築くには必要不可欠なもの」であると認識すべきであり、同時に、「和の心」を大切にしてきた日本人の「素晴らしい文化」であると共に、「生活の知恵」だと捉え、より大切に育んでいくべきです。

おりしも、「絆社会」の大切さが見直されてきた今、日常生活の中に生き続けている、多種多様な「しきたり」や「風習」を見直し、その知識や知恵を吸収し、良好な人間関係を築く素敵なマナーを身につけ、それらを余すことなく、次世代に伝えて行くことがなにより大切かと思います。


今までこのコラムでも「マナーの基本」「人付き合いのマナー」「食事のマナー」「結婚や仕事のお話し」「年中行事のお話し」等多くのことに触れてきました。
そこで、これからしばらくの間、旬の話題や、四季折々の話題を取り入れながら、冠婚葬祭に関する知識やマナーに触れてみたいと思います。

今までお話ししてきたことと重複することも多々あると思いますが、それらを参考にして頂きながら、さらに仲の良いお付き合いをお願いしたいと思います。
そして、皆様方の日常において、身近に起こる、お目出度いことや弔辞に関する新たな知識を得ると共に、必要なマナーを身につけて頂き、相手の立場や思いを尊重し、より豊かな人間関係を築いていただければ嬉しい限りです。












この記事を書いたプロ

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マナー講師 平松幹夫

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