コラム

 公開日: 2011-08-06  最終更新日: 2012-04-18

マナーうんちく話115≪攻めのマナーのお勧め≫

二十四節季の「大暑(今年は7月23日)」から「立秋(今年は8月8日)」までの間は、いわゆる「暑中の頃」です。
暑中見舞いを出す頃ですね。間もなく残暑見舞いになりますが・・・。

ところで皆さんは、年賀状や暑中見舞いを、
積極的に出すタイプですか?
頂いたら、お返しする方ですか?
中には頂いたまま、忙しくて返事が出せなかった方もおられるかもしれません。

お金はもちろんのことですが、このようなマナーも、貸し・借りのないのが理想です。

暑中見舞いを頂いたら、返事を出す。
お中元を頂いたら、礼状を出す。
ホームパーティーに招かれたら、後日こちらもお招きする。
「お早よう(ございます)」と挨拶されたら、こちらも、「お早よう(ございます)」と、笑顔を添えて挨拶する。
これで互いに、心と心の交流が図れます。
しかし、これらはすべて受け身ですね。

そこで、今回は、相手から、「何かをされたら」、「何かを返す」ではなく、こちらから積極的に、「何かをする側」に、なられることのお勧めです。

「受け身」から「攻め」への転身です。
暑中見舞いも、残暑見舞いも、積極的に先に発信する側になっては如何でしょうか。
お中元は予算がかかりますが、葉書はそれほどこたえません。
パソコン全盛の時代ですから、それを上手に利用されるのもいいでしょう。
しかし、折角なら、出来る限り「自分の文章」で書かれることをお勧めします。
受け取った方もその方がずっと嬉しいですし、なによりも、差し出す相手を思い浮かべながらモノを書く行為は、思いやりの心を多いに、かき立たててくれます。
あなた自身の人間力がアップしてくるということです。
しかも、コノ暑中見舞い、思いのほか効果が期待できます。

また挨拶もしかりです。
あまり親しくない人とすれ違って、自分からは挨拶するつもりはなかったけど、先方からされたので、こちらも挨拶した、では寂しいですね。

西洋の握手は、上位者から下位者へ、レディーから男性へ、というような決まりが存在しますが、日本の挨拶は「先手必勝」です。気がついた方が先に声をかけます。
男だから女だから、年寄りだから若者だから、部長だから平社員だから、先生だから生徒だから、は関係ありません。先にその存在に気がついた人が積極的に声をかけるべきです。

また結婚式の会場では、例え知り合いでもなくても、すれ違った人には「おめでとうございます」と声をかけます。「おめでとう」と最初に言ったから、帰るまで言う必要はないものでもありません。おめでとうの言葉は何回かけてもいいです。
食事の時もしかりです。「美味しい!」は、何回でも言葉にしてかまいません。

相手に好感を与えるマナーは、受け身より断然「攻めの姿勢」がお勧めです。







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