コラム

 公開日: 2011-07-08  最終更新日: 2012-04-18

マナーうんちく話102≪酒の楽しみ方とマナー≫

食事のマナー26、「フランス料理とワインは相思相愛の夫婦みたいです!」

ここでは食事と楽しむドリンクについて解説して参ります。その知識やマナーを心得ておくと、洋食の楽しみがさらに増してきます。デートや接待にも効果てき面です。

○食前酒
食前酒は、胃の働きを活性化し、食欲を高める目的だといわれておりますが、たいした効果は期待できないと思いますので無理にオーダーする必要はありません。しかし、食前酒を飲むことで雰囲気が盛り上がったり、間が保てたりすることは多々有ります。シェリーやドライシェリーがお勧めですが、いきなりシャンパンから入るのもいいですね。
ちなみにフランス料理では、「とりあえずビール」はお勧めできません。

○食中酒
何と言ってもワインです。ワインの主な産地は、フランス、ドイツ、イタリア、カリフォルニア等ですが、国産もいいものが沢山あります。岡山県産ワインも頑張っています。
白ワインと赤ワイン、それにロゼワインが有りますが、基本的には料理の相性で選びます。
例えば、あっさりとした料理には軽いタイプのワインを、こってりした料理にはコクのあるワインがお勧めです。殆どのレストランでは、料理のメニューと飲み物のメニュー(ワインリスト)は別になっています。男性がオーダーします。料金的には料理の半分位が目安になります。自信がない時には係の人(ソムリエやウエイター)に、選んだ料理・希望の値段・ワインのタイプ等を告げて選んでいただくとよいでしょう。

フランス料理も段々と通になってきたら、最初から最後までシャンパン&ワインで通すようになって来られると思います。こうなるとフランス料理の醍醐味が感じられるようになってきますね。但し授業料は高くつきます。

○「テイスティング」は儀式のようなものです。さりげなく楽しんで下さい!
ワインをオーダーするとソムリエが、そのワインを持ってきます。ラベルを見て間違いないかどうか確認して下さい。ラベルは当然、フランスワインならフランス語、ドイツワインならドイツ語で書かれています。和食のメニューも難しい漢字が多く登場しますが、フランス料理はフランス語が出てきます。いずれにせよ教養も要求されてきます。

ラベルを確認しOKのサインを出したら、ソムリエはその場で抜栓して、オーダーした人(カップルなら男性、グループならもてなしをする側の人)に、ワイングラス3分の1位の少量のワインを注いでくれますので、そのグラスを目の高さまで持ってきて光にすかせ、色を見ます。次にワイングラスをテーブルに置き、置いたままの状態でグラスを回転させます。そしてグラスを持ち鼻に近づけて香りをかぎます。最後にそのワインを一口、口に含み、味や冷え具合など確かめます。これがワインの「テイステイング」です。この作業が終わればソムリエにOKのサインを出します。このサインがなければソムリエはワインを注ぐことはできません。慣れないうちは緊張しますが、大切な儀式だと思って大役を果たして下さい。あまり堅苦しく考えないでお洒落に楽しんで頂ければと思います。

また、ワインを注いでもらう時にはグラスは持ちません。フランス料理のレストランでは、基本的にはワインを注ぐのは店側(ウエイターやソムリエ)の仕事です。スタッフが少なかったり、忙しかったりで思うようについでもらえない時には男性(もしくは接待役)が注ぎます。

女性の場合、ワイングラスに口紅がべったりつくのは感心しません。薄めにするか、ナプキンで口を拭ってから飲むようにして下さい。
またワインを注いでもらう時には、食事中でもナイフ・フォークの手を休めて、注ぎ終えるのを待って下さいね。「ありがとう」の言葉を添えればいいですね。そうでなければ、頭を軽く下げる位の仕草は欲しいものです。その人の品格がそこに出てきます。

○エチケット
どんなワインにも必ずラベルが有ります。それを「エチケット」といいます。要はワインの履歴書みたいなもので、ワインの名称・原産地呼称名称・内容量とアルコール度数・ビンテージ(収穫年)・ワインの瓶詰業者・原産国等が表示されています。

○食後酒
酒に強い人は最後まで楽しむことができます。羨ましい限りです。食後酒は、食事が終わってからもその余韻を楽しむために飲む酒です。無くてはならない物ではありませんが、折角のディナーを贅沢に締めくくることができます。比較的アルコール度数の高い酒を少量お楽しみ下さい。コアントローやグランマニエ等のリキュールが良いですが、コニャクやアルマニャツク(ブランディー)も格別です。
そして、この時、男性は「葉巻」がお似合いなのですが・・・。女性は「エスプレッソ」に「チョコレート」で花を咲かせます。優雅な雰囲気になります。

フランス料理のフルコースに、食前酒、シャンパン、白ワイン、赤ワイン、それにブランディーとくれば、それなりの胃袋と肝臓の強さが必要です。日本人には少々きつい感じですね。

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人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

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