コラム

 公開日: 2011-06-21  最終更新日: 2012-04-18

マナーうんちく話94≪人生とテーブルマナー≫

マナーうんちく話94《人生とテーブルマナー》

食事のマナー19、「なぜ、テーブルマナーは必要なの?」

6月も後半に入り、22日は二十四節季の一つ「夏至(げし)」です。昼間が最も長く、夜が短い日で、この日を過ぎると本格的に暑い夏がやってくるという意味ですね。
冬至にはカボチャを食べますが、夏至の食べ物は地域により様々なようです。
皆様の地域では如何でしょうか?
いずれにせよ、このような節目の時くらい、皆で楽しく食事をしたいものですね。

ここで、いままでの「食事のマナー」の纏めをしておきます。
以前、「お里が知れる」と言う話をいたしました。
食べ方を見れば、その人の、育った環境がわかるということです。
また、テーブルマナーは、「その人を映す鏡」ともいわれています。
食べ方を見れば、その人の人と成りがわかるということです。

食事の仕方は、小さい時からの、毎日の繰り返しにより、その人の習慣になっていくものです。成人になって、悪いところを直そうとしてもなかなかうまくいきませんね。
だから家庭で、親は子どもが小さい時から、テーブルマナーを教えることがとても大事ですよと申しました。

家庭での食卓は、家族と語り、家族と絆を深める、かけがいのない場です。
子どもは、ここで親からマナーを学び、人生について学習します。
子どもの価値観、人格なども食卓から形成されます。
コミュニケーションの基本も、食卓で、親や家族との会話の中で形成されます。
家庭の食卓が充実していれば、良好な家族関係が築けます。
逆なら不幸につながる恐れがあります。

そして、姿勢を正して食し、食前に「頂きます」、食後は「ご馳走様」が、ごく当たり前のこととして、家庭の食卓から自然に浸透していくのが、子どもがマナーを身につける出発点だと思います。

子どもが、このような基本的なマナーを家庭の食卓で身につければ、外に出て、ファミリーレストランでも、お好み焼屋でも、うどん屋でも、あるいはホテルのフレンチレストランでも、どこにいっても、大変気持ち良く食事を楽しむことができます。
そして、なによりも、就職・結婚する時には大変有利に事が運びます。
さらに、就職してからも、結婚してからも、職場や家庭で、良好な人間関係を築くことができます。
親が子供に与えてあげる最も大事な財産だと思います。

繰り返しますが、テーブルマナーは、生きていくために、必要不可欠な「食べること」に関する礼儀・作法です。一緒に食卓を囲む者同士が、嫌な思いをせず、楽しく食事をするためにつくられた、先人たちの知恵が凝縮されたルールです。

その昔々、人間が、家族や仲間と共に食事をする習慣が出来た時、他の人と喧嘩にならないように作られた最初の決め事だと思います。
自分は良くても、他人に迷惑かけたらいけません。ここが決め手ですね。

いままで、数えきれないくらいのテーブルマナーを担当しましたが、テーブルマナーを学習される、殆どの方が、「恥をかかないため」と希望されます。
テーブルマナーとは何か?なぜ必要なのか?ということを再認識して頂ければと感じます。

そして、「和食のテーブルマナー」を希望される方より、「洋食のテーブルマナー」を希望される方の方が多いのは少々残念な気がしております。
その理由は、国際化の進展という理由もありますが、日本人は未だに、西洋に対するあこがれが強いのでないかと思います。小物やバッグなども、日本製より西洋のブランド物が根強い人気がありますね。

しかし、西洋のテーブルマナーにも学ぶべき点が多く存在します。
今まで、日本の良さをしっかりご理解いただいたところで、次回から、西洋のテーブルマナーに触れてまいります。


この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

2

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1370《プライベートにもビジネスにも参考になる「三脱の教え」》

原発事故で非難してきた子どもへのいじめが報じられています。もっとも止めて頂きたいいじめで心が痛みます。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1369《幸運を呼ぶ「運盛り」のお勧め》

国土の7割以上を山で覆われている日本では、四季折々の山の様子を人に例えて非常におおらかな表現をしています。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1368《二十四節気の一つ「大雪」と「イルミネーション」》

最近公民館、女性大学、地域、教育委員会、諸団体等からの「年中行事」に関する講演依頼が増えてきました。10日は...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1367《大切にしたい服装のマナー》

「クールビズ」や「ウオームビズ」が浸透したせいで、服装もかなりカジュアルになり、個性が尊重されるようになり...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ