コラム

 公開日: 2010-06-18 

ハッピーライフ創造と食の安心・安全


昨日は貴重な五月晴れだったせいか、蛙の合唱がいつもより心地よく聞こえました。
五月晴れとは、晴れ渡る5月の空を思い浮かべる方も多いと思いますが、本来は「梅雨の晴れ間」を指すそうです。

ところで日本には、長い間の知恵がいっぱい凝縮された食材が多く存在します。梅もその一つですね。そういえば昔から「梅は3毒(水毒・血毒・食毒)を消す」といわれており、特に食中毒の多発する梅雨時にはよいそうです。

16日は内閣府の「食品安全モニター会議」に出席しました。中四国地方より選ばれた40人近いモニターが一堂に会し、講演を聴いたり意見交換したりの大変有意義なものでした。参加者のレベルの高さには毎回敬服するものがあります。私の専門は「食を楽しむ」という分野ですが、当然食の安心・安全とは密接な関係があるので常に最新情報にはリアルタイムに対応できるよう心がけております。

ちなみに、日本は「食の安心安全」には特に敏感ですが、「安心安全」という四字熟語ではありません。
「安全」は科学的事実、「安心」は受け手により異なります。従って正しい表現は「食の安心・安全」だと思います。

厚労省、農水省、消費者庁、それに内閣府食品安全委員会の専門家の講演や資料から、わが国の食の安心・安全面のレベルの高さに甚だ感心させられました。そしてこのような国で不自由なく食生活を謳歌できていることに改めて感謝・感謝です。

私は30年間以上、和食、洋食のテーブルマナーに数えきれないくらい関わっています。対象者も小学生から老人クラブの皆さん、教師、食育担当者・婦人会、着物の着付けの先生やお茶やお花の先生、料飲食業の方々などと挙げればきりがありません。
さらにキャリア教育の一環として学生に人生講和、面接指導、マナー指導にも積極的に取り組んでいますが、いつもきまってお話しすることがあります。

それは、朝起きたら家族に「お早うと言おう」、食事の前後に「頂きますと御馳走様をいおう」「正しい姿勢で食事をしよう」「食べ残しをしないようにしよう」「食べ物の好き嫌いをなくし、何でもおいしく食べれるようにしよう」「皆で楽しく食べよう」等です。

このことは人間力向上や就活、婚活などハッピーライフ創造の全てに左右するからです。
従って平松が企画する自分磨き講座は、必ずと言っていいほど「食べること」が含まれています。前にも述べましたように「生きることは食べること」だからです。

今、地球上には六十八億人います。そのうち十二億人は貧困層で、八億人から十億人くらいが恒常的栄養失調に陥っており、一日数万人が飢餓で命を落としているそうです。
まともに水さえ飲めない人も決して少なくありません。

このような現状下で、食料自給率が41%しかない我が国が、世界一「飽食の国」といわれるように贅沢なものを食し、世界一多くの残飯を輩出している現状は甚だ感心できません。
食べ残しの量はとても半端じゃーないですよ・・・

また「鶏症候群」(コケコッコ症候群)といわれる、孤食、欠食(朝食の)、個食、固食も大変気になるところです。せっかく多くの専門家たちの努力により、食の安心・安全が大変高い水準にあるのに、食べ方に問題があってはもったいない限りです。そしていくら安心・安全な食べ物でも食べすぎはよくありません。生活習慣病などを誘発し、引いては医療費の増大につながります。自分にとっても国にとっても悪いことだらけです。

そして食品会社の有名タレントを起用しての宣伝が目立ちます。水にしてもお茶にしてもサプリメントもしかりです。
どれがよいかどうか見極める力も必要です。

私はよほどのことがない限り、ペットボトルの水と茶は飲みません。水は水道水ばかりです。まずいと感じたことは一度もありません。味覚音痴でもありませんし身体もいたって健康です。それに日本の水道技術は世界一だといわれておりますし、もともと水のおいしい国です。また「晴れの国」岡山には、清よい水の3大河川があります。その水で育ちました。蛇口をひねるだけでおいしい水がタダで飲めるのに、高いお金を出してペットボトルの水を飲む気にはなれません。エコの視点からもどうかと思います。

また、お茶はのどを潤すばかりではなく心と心の交流を促進します。
もとは西暦800年ころに西行が中国から苗を持ちかえったもので、当時は薬用でありごく一部の上流階級だけのものであったのが、秀吉や利休により日本を代表するおもてなしのツールになり現在に至っております。

そのお茶のスタイルが大きく変化し、ペットボトルが主流を占めるようになったことに寂しさを感じているのは私だけでしょうか・・・?
勿論利便性の良さは認めますが、マナー講師の立場からは寂しい限りですね・・・
皆様方はどのようにお思いでしょうか・・・?

ちかじか「就活」「婚活」について順次触れて行きたいと思っております。
エントリーシートの記入の仕方とか、合コンに出席するのもその手段かもしれませんが、私の「就活」「婚活」は先ず人格形成から始まります。

今日も少し長くなりましたが、今日の話はいずれにとっても大変重要事項の一つだと思いますので避けて通れません。よろしくお付き合いいただければ嬉しいです。

今日からまた曇りと雨の日が続くみたいです。
雨にも負けず、蒸し暑さにも負けずお元気でお過ごしください。
                   岡山ハッピーコミュニケーション 平松幹夫

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1543《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め①》

食べることが嫌いな人はほとんどいないでしょう。では「味覚の秋」「食欲の秋」を存分に楽しまれていますか?...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1542《「稲刈り」と「初穂料」》

実りの秋、収穫の秋を迎えています。この時期には全国津々浦々で稲刈りが始まっていますが、同時に秋まつりが行...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1541《「ありがとう」の連発が人生を好転させる》

秋雨前線の影響でしょうか?気温も急降下し本格的な秋の訪れが実感できますが、暦の上では菊の花が咲く時期です...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1540《神無月に出雲に出張された神様はどんな仕事をされるの?》

10月も半ばになると、昼間の時間が短くなったのが実感できるようになりますが、暑くもなく寒くもなく、最も過ごし...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1539《日常生活を心豊かにする「ささやかな幸せ」の感じ方》

秋は月。そして虫の声。昨夜の月はとてもきれいでしたが、一年の中でも一番美しいといわれる秋の月を眺めて...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ