コラム

 公開日: 2016-10-07 

マナーうんちく話1328《「女心と秋の空」。人の心は常に変わるもの・・・。》

台風一過爽やかな秋晴れに恵まれました。
今年の夏は本当に厳しい暑さが続き、9月になると長雨や台風に見舞われたので、本当に晴れ渡った空は嬉しいですね。

丁度今頃の季語に「天高し」とか「秋高し」があります。
本当は夏の空が一番高いのですが、夏の湿気を多く含んだ空気に変わって、乾燥した空気が日本の上空を覆い、視界が良くなるので、秋になると「天高く」と表現されるそうです。

今年は長雨が多かったせいで、地面も湿り、塵やゴミが立ちにくいので余計に高く感じるかもしれませんね。

ところで、抜けるような空に浮かんだ白い雲に見とれて、雲と一緒になって行く気分になったことはありませんか?

何かと多忙な時間を過ごされている人もおおいと思いますが、今日のように天気がいい日は、のんびりとした気分で空を見上げるのもいいモノです。

《天高く 雲の行くまま 我も行く》(虚子)

また、抜けるような青空に恵まれる季節は、運動会や祭りや結婚式がお似合いの季節で心がうきうきする頃です。

日本の秋は本当にいいですね。

しかし抜けるような空の上空には、高気圧と低気圧が通過します、
天気が変わりやすいということです。
今日は好天気ですが、予報によると明日は全国的に雨模様です。

だから「女心と秋の空」と言われますが、心が変わりやすいのは女性より男性でしょうということで、「男心と秋の空」とも言われるそうです。

そういえば鴨長明の「方丈記」の一節に、「ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず・・・」がありますが、人もこれと同じで、いつ心代わりするか解らないということですね。

だったら「人の心は常に変わる」ということを前提に、色々な事を考えることが大切ではないでしょうか。

このように考えることにより、心にゆとりが生じ、相手を思いやることが出来ると思います。

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