コラム

 公開日: 2016-09-14 

マナーうんちく話1309《楽しみな「待宵の月」と、切ない恋物語「待宵草」》

地球の衛星で白く光って見える天体の「月」。
日本にははるか縄文の時代から月を愛でる風習があったとか・・・。

中秋の名月もいいのですが、その前後の月も実はとても風流で是非観賞して下さい。天気が大変気になるところですが・・・。

9月14日は満月の前夜の月で十四夜の月、別名「待宵月」です。
翌日の十五夜の月を楽しみに待つ宵の意味です。

ちなみに宵になるのを待って咲く「待宵草」がありますが、夕方黄色い花を咲かせ、翌朝しぼんでしまう花です。

竹久夢二の「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ こよいはつきもでぬそうな」の「宵待ち草」を思い浮かべる人も多いと思いますが、植物学的には「待宵草」のことです。

いずれにせよ、日本人の心を打つ花でロマンを感じる名前がいいですね。
個人的には、宵を待つ草を素直に表現した「宵待草」がいいと思います。

それはさておき物語は下記の通りです。

舞台は明治の終わりの頃の、夏休み、房総方面の海岸。

夢二は面長で目の大きい女性と出会い、しばしの逢瀬を楽しみます。
やがて夏休みが終わり二人は別れ別れになります。

次の年に再びこの地を訪れた夢二は彼女が結婚したことを知ります。
自分が失恋した事を悟るわけですね。

大正ロマンを代表する画家竹久夢二の失恋の心を海岸に咲く「待宵草」に託した詩だと言われていますが、今でも根強い人気を誇っていますね。

「宵待の月」と「待宵草」。
いずれにせよ先人たちの切ない思いが伝わってきそうですね・・・。

それにしても今年は台風も多くて天気が気になりますね。

幼いころ運動会や旅行の前に、白い布や紙などをくるんだ人形を軒下などに逆さにして吊るした記憶が有る人も多いと思いますが、「てるてる坊主」にお願いするのもいいかも。

但しお願をして、天気が晴れたらお礼も大切です。
てるてる坊主に瞳を書いて、酒をお供えして川に流すという言い伝えが有ります。もしも晴れなかったらそのまま流すとか・・・。

いずれにしても感謝の気持ちをキチンと表現することは大切ですね。

次回は中秋の名月にちなみ「満月と兎」の関係に触れておきます。
お楽しみに・・・。

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