コラム

 公開日: 2016-08-02 

マナーうんちく話1276《2通りの過ごし方を楽しむ「8月の歳時記」》

8月は旧暦では「葉月」と表現します。
木の葉がそろそろ落ちて来る頃という意味ですが、8月初旬は、実際は一年で最も暑い時期です。
そして、中旬以降は夏の盛りが過ぎ、晩夏へと季節がなびく頃でもあります。

最近は夏の夕方の生活の充実を図り、ワークライフスタイルの推進を目的とした「夏の朝型勤務」もあるので、普段とは違うスローライフを楽しむのもお勧めです。

ところで習い事をしている人はおなじみの言葉ですが、「八朔(はっさく)」という言葉があります。

かつて農家では「取りたての稲等を、日頃何かとお世話になっている人たちに贈った」いわれがあります。

今は習い事の先生の所に伺って「当分は休暇をとりますのでよろしくお願いいたします」と挨拶する日です。
稲の代わりにそうめんや麦茶持参もいいですね。

夏休みを取るわけですから、普段できない何かをされるのもお勧めです。
家族旅行や習い事など・・・。

そして8月といえばお盆、つまり「盂蘭盆会」の月です。
このコラムでも何度も触れましたが、正月は神様が里帰りする日ですが、お盆は仏様の里帰りの時です。

本来は7月15日を中心に行われる先祖供養の仏教行事ですが、7月は農作業が忙しいので、一月遅れて行う「月遅れ盆」の風習が出来たといわれています。

地域により多少異なりますが、概ね8月13日から16日の4日間が一般的です。

国際化の進展によりライフスタイルが大きく異なりました。
加えて核家族も進展しています。
このような中においてお盆は正月に並ぶ大きな年中行事です。
先祖を思い出し、偲ぶことを優先したいものです。

加えて8月8日は「立秋」です。
夏を惜しむ人もいれば、秋を待ち遠しく思う人もいるのがこの季節の特徴です。

ちなみに立秋を過ぎれば「残暑見舞い」になります。
相手を気遣う言葉をお忘れなく・・・。

当分は厳しい暑さが続きそうですが、夏に未練を残さないためにも元気でお過ごし下さい。

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マナー講師 平松幹夫

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