コラム

 公開日: 2016-07-21 

マナーうんちく話1266《花火大会で一番大切なマナーとは?》

梅雨も明け、しばらく快晴が続く時期ですが、気温もうなぎ上りに上がり、夏の訪れを一層強く感じる頃でもあります。

そして花火大会等の夏のイベントが目白押しの季節でもありますね。
浴衣を着て出かける機会も多いことでしょう。

浴衣は「湯帷子(ゆかたびら)」が起源で、入浴の時や、入浴後に身に付ける単衣(ひとえぎぬ)でした。

今のように浴衣を着て、夏祭りや土用夜市に出かけるようになったのは最近のことです。

そしてこれから全国津々浦々お国自慢の花火大会が開催されます。

夏の目玉イベントですが、なぜ花火は夏に集中しているのでしょうか?

元は中国で硫黄と炭と硝石を混ぜると燃焼が起こり安いことが発見され火薬が作られ、「のろし」などの軍事に利用されたのが始まりだと言われています。

日本には鉄砲と共に伝わり、徳川家康がイギリスの使者と共に花火を見たとか・・・。恐らくそれが気にいったのでしょう。

家康は早速鉄砲隊に花火作りを命じたと言われています。
「花火師」が生まれたのもこの頃でしょうか・・・。

ところで江戸時代は世の中も落ち着き、平和で衣食住も安定し、様々な文化が栄えますが、医学や科学は未発達です。

しばし病気や飢饉や火事に見舞われます。
こうなるとなすすべが有りません。

歴史上有名な出来事ですが、徳川吉宗の時代に発生したコレラや飢饉で多くの人が亡くなりました。

そこで徳川吉宗はお盆の「送り火」の行事と関連させ、亡くなった人の慰霊や厄除けを祈願して花火を打ち上げたと言われています。

ほんの一瞬に描き出される模様の儚さと、災いを吹き飛ばす威勢の良さがこの打ち上げ花火にあったのでしょうね・・・。
日本人の花火に対する思いは、どうやらこの辺にあったのではないでしょうか。

この史実を知ると花火見物もマナーを守りたいものです。
下記の点に特に注意して下さい。

○先ずは花火大会に行く時には情報収集が大切です。
例えば交通手段とかペット同行がどうか?さらにトイレ事情等です。

○次に場所取りですが、不必要に欲張らず他者への配慮が必要です。1人分の広さは概ね90センチ四方だと言われています。畳半分位ですね。

○煙草や火器には特に注意して下さい。

○暑さ対策や虫よけ対策も必要でしょう。

そして何よりも大切なことが有りますが何だと思いますか?
これが解ればまさにマナー美人と言えるでしょう。

それは「主催者への感謝の気持ち」です。
大金を要する花火大会が実現するまでには実に多くの人々が関わっています。

寄付金集め・広報活動・救護活動・ボランティア・交通整理等など・・・。
多くの人が地域活性化のために陰で尽力されています。

このことを頭に入れて、感謝の気持ちを持って花火見物をしていただきたいものです。人生が好転します。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

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