コラム

2016-07-15

マナーうんちく話1261《どう違う?「葉書」と「手紙」のマナー②》

【手紙の基本とマナー】

手紙とは、特定の相手に考えや要件を期して送る文書で、広義には封筒に入れて送る封書と、封書に入れずに送る葉書がありますが、一般的には封書を指します。

従ってキチンとした場合はやはり封筒に入れる手紙をお勧めします。
特に冠婚葬祭のように、儀礼的要件は手紙にして下さい。

加えて手紙には「前文」「主文」「末分」「後付」のように基本構成があります。
一見手紙は難しそうですが、相手との関係を考慮しながら形式に沿えば、実は比較的容易に書けます。

私は前文に季節の言葉を出来る限りいれるように心がけています。
「二十四節気」や「七十二候」を参考にすれば、的を射た季節の言葉を簡単に添えることが出来ます。
この手法は講演やセミナーの始めの言葉も同様で、好感を持たれます。

人付き合いでも第一印象はとても大切ですが、手紙の前文がお洒落だったら素敵です。

季節の言葉の次は安否の挨拶ですが、こちらの近況報告より、先ずは「相手の安否」を尋ねて下さいね。ここが大切です。

次に「さて」「ところで」「実は」等の言葉に次いで、本来の要件に入ればいいでしょう。さらに結びの挨拶や日付や署名と続きますが、問題は、手紙が一枚の便箋で終わったら、もう一枚白紙の便箋を入れるか否かです。

白紙の便箋をもう一枚つける人も多いようですが、あまり意味を成すとは思えません。不要でしょう。

改まった場合や目上の人には便箋2枚以上がお勧めですが、2枚目が白紙や日付と住所と名前だけというのも感心しません。
時候の挨拶などを交え内容にも注意して下さい。

「不幸」の際に出す場合や「御見舞」の場合は、二度と重ならないように祈る意味があるので1枚だけがいいでしょう。

「お悔やみ」の場合は季節の言葉は省きます。
さらにお見舞い状は相手の安否だけを尋ね、こちらの近況報告は不要です。

加えて「一筆箋」はとても便利ですが、あくまで簡易的なモノです。
目上の人や改まった場合には不向きです。
また目上の人には縦書きが基本。

手紙は心を込めて書くことが大切ですが、その心は「言葉」で表現するのが手紙です。素敵な一言が加味されればいいですね・・・。

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