コラム

 公開日: 2016-05-14 

マナーうんちく話1219《マナーには不易流行的側面がある》

【マナーには不易流行的側面がある】

マナーの表現の仕方は国々の文化や歴史や宗教等により異なりますが、さらに時代の流れと共に変化します。
つまりマナーは不易流行的側面を有すということです。

「不易流行」とは松尾芭蕉が提唱した俳諧の理念の一つとされていますが、「不易」とはいつまでも変わらないこと、「流行」とは時代時代に新しみを求めて変化することと認識して頂いたらいいでしょう。
マナーでも経営の面でも大切な要素です。

特に今の日本はここ半世紀で大きく様変わりしました。
終戦間もない頃は平均寿命も先進国の中では最下位レベルで、食べる物にも大変困っていました。

そして戦後の混乱期から復興を目指し懸命に働き急成長を遂げました。
「経済大国」になり豊かさを手の中に入れると、生活にゆとりが生まれます。

「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、改めて日本の文化や礼儀作法を見つめ直すようになってきたわけです。

それから70年経過しましたが、今や世界屈指の豊かな国になり、世界に先駆けて長寿を成し遂げました。
「飽食の国」「美食の国」にも成りましたね。

一方、少子化と超高齢化が同時に進行し、子どもが少なくなり、高齢者の多い国になりました。「核家族化」も急激に進展しています。

さらに時代の流れが大きく変わり高度に発達した「情報化時代」に入っています。加えて「格差」も大きくなりました。

民主主義も発達し、権利、自由、個性、自分らしさと言われるキーワードが尊重されるようになりました。

【形より心】

これらの時代にあっては、如何に臨機応変に対応していくかが大切です。
では、国々により表現方法が異なり、しかも不易流行的側面を有するマナーにどのように対応するか?

先ずマナーの基本知識をしっかり把握して、相手視線で思いやりの気持ちを添えて対応することです。形より「心」ですね。

加えて、マナーに込められた合理的な理由を正しく理解することが大切です。
つまり、なぜそうするのかの理屈が理解できれば、より応用が効くと言うことです。

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マナー講師 平松幹夫

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