コラム

2016-03-25

まなーうんちく話1191《気になりませんか?過剰敬語②》

「馬鹿丁寧」と言う言葉があります。
並はずれて丁寧なことで「馬鹿丁寧な挨拶」や「馬鹿丁寧な言葉」があります。

乱暴な言葉も不快になりますが、馬鹿丁寧な言葉も心理的な距離感があり、私は好きではありません。

ホテルで結婚披露宴を担当している時に、多くのプロの司会者とご縁を頂きました。

喋り方はそれぞれ個性があっていいと思いますが、同じプロでも表現の仕方は様々です。

例えば新郎新婦が入場する時にも、「新郎新婦」と表現する司会者もいれば、「御新郎・御新婦」、あるいは「新郎様・新婦様」、さらに「御新郎様・御新婦様」等と言う司会者もいます。

病院でもそうでしょう。
「患者さん」と表現する病院も有れば、「患者様」と呼ぶ病院もあります。

いずれも新郎・新婦、患者、さらにその親族にとって、あまり不快な思いはしないと思いますが、果たして正解はどうでしょう。

ここがマナーの難しいところでもあり、敬語の使い方の難しいところではないでしょうか?

御新郎様は会社の役職で言えば「御部長様」というようなものですが、結婚式会場でも、キャプテンでも、司会者でも「御新郎様」と言い方をしているところが多いような気がします。
「おみおつけ」が一つの単語になったようなものでしょうか・・・。

つまり「二重敬語」でも、おかしい場合も、おかしくない場合もあるようですね。

「敬語」は相手との関係を個々に正しく判断して使用するものですから、無理やりに使おうとすると最大限の敬語を使ってしまいます。

過剰な言葉遣いをされると、違和感を抱く人もいれば喜ぶ人もいます。

言葉の変化は今に始まったものではありません。
ただ、世界一長寿になった今の日本では、その変化が世代間で異なるきがします。

慣れない敬語を無理して使うより、思いやりや真心をこめて使う方が相手は喜ぶと思うのですが如何でしょうか・・・。

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