コラム

 公開日: 2016-01-24 

マナーうんちく話1140《「筆まめ」のお勧めと、封筒・便箋の格式とマナー》

面倒くさがらずに、こまめに手紙やはがきを書く人を「筆まめ」、その逆を「筆不精」と言いますが、意外に「筆まめ」の人は忙しい人が多いとか・・・。

「門前の小僧習わぬ経を読む」と言われますが親の影響や、持って生まれた性格もあると思いますが、筆まめな人は、意思疎通に長け、よりよい人間関係を築くのが上手です。

先ずは、切手、レターセット、葉書、季節毎の絵ハガキ、糊等を揃えて、いつでも手紙や葉書が書ける状態にして、「筆まめ」を心掛けられてはいかがでしょうか。

特に今でも冠婚葬祭等の儀礼的な要件については、手間暇を惜しまずに手紙でお伝えすることをお勧めします。

手紙は内容も大切ですが、差し出すタイミングも大切です。
ちなみにメールの返事は24時間以内、手紙の返信は受け取ってから3日以内、御中元・御歳暮等の礼状は間髪いれずにが一応の目安です。

ところで手紙にはそれなりの形式があります。
複雑でややこしいと捉えている人もいますが、逆に昔から大事にされてきた形式があるから、それに沿えば、あれこれ迷うこともありません。

昔の手紙は、毛筆で白無地の巻紙で書かれていましたので、改まった場合は、白無地の便箋に白の封筒が良いでしょう。

目上の人に出す時や、改まった内容は白の便箋を使用しますが、便箋は2枚以上で二重封筒がお勧めです。

便箋二枚と言うのは、一枚目に要件を書いて、もう一枚は白紙ではなく、出来る限り内容を二枚で仕上げて下さい。
二枚目は住所と日付と名前だけも感心しません。

そのためには、なるべく季節の言葉を沢山使われる事をお勧めします。
時候の挨拶として、今頃で有れば「大寒の候」「いよいよ寒さも本格的になってきました」等、慣れないうちは決まり切った言葉を使用するのもいいでしょう。

お見舞いや不幸の際に出す便りは、「不幸が重ならない」「二重にならない」ように縁起を担ぐので、封筒も一重のもので、便箋も一枚が良いでしょう。
「重ね言葉」や「忌み言葉」にも注意して下さい。
今でも気にする人は結構います。

加えて、御見舞の場合は特に相手に対する「心遣い」が中心になるので、こちらの近況報告は不要です。

さらに親しい人への手紙は、模様入やカラフルな封筒でも喜ばれますね。
また、最近はカラフルな「一筆箋」も多彩ですが、どんなにおしゃれな物でも、一筆箋は一筆箋です。

つまり、あくまで簡易的なモノです。
改まった場合や目上の人にはおすすめできません。

表書きは、和封筒では縦書き、洋封筒は横書きが一般的で、中の手紙もこれに合わせます。
裏書きも同様です。

只今冬将軍が日本列島にやってきて寒さで震えています。
御無沙汰している人に「寒中見舞い」を出してみるのもいいものです。

さらに、これからは合格・入学・卒業・昇進を知るケースが多くなります。
電話やメールもありですが、その後、心のこもった手紙も嬉しいものです。

メール全盛の時代だからこそ、自分の気持ちを自分の言葉で、一文字一文字丁寧に伝えることが出来ればうれしいですね。

本当の絆は、手間暇と真心が必要です。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

5

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1578《「形」より「心」!? 本当のマナー美人になるには・・・。》

マナーは時と場合により発揮の仕方は異なります。不易流行的側面もあります。だから様々な経験を経て、苦労し...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1577《勧善懲悪とマナー》

前回赤穂浪士に触れましたが、それに匹敵するくらいミリオンセラーになったのが水戸黄門ではないでしょうか。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1576《歴史上の大事件の裏にはマナーが関わっていた(赤穂浪士の討ち入りとマナー

12月14日は日本人なら誰しも知っている歴史上の大事件が起きた日ですね。小説、浄瑠璃、映画、テレビでおなじみ...

[ 訪問ともてなしのマナー ]

マナーうんちく話1575《日本人なら知っておきたい年末の大切な歳時「正月事始め」》

今年は真冬になるのが早かった気がしますが、如何でしょうか。ところで最近、都会においても、猿や猪が出現して...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1574《忘年会での「無礼講」はどこまで許されるの?》

無礼講に関してはよく質問を受けるところですが、難しいところです。無礼講といった上司の本意が理解できれば、...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ