コラム

 公開日: 2016-01-17 

マナーうんちく話1134《1月18日は「土用」。鰻を食べる日なの?》

1月18日は「土用」の日です。
土用と言えば鰻を食べる日として有名ですが、これは夏の暑い時の話ですね。

では、そもそも「土用」とは何?でしょうか。

土用は季節の変わり目ですから、春夏秋冬、それぞれ1回ずつ、一年に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間です。

2016年は2月4日が立春ですから、1月18日からが冬の土用ということです。

ただし、現在は立秋の前の夏の土用が有名で、鰻を食べる風習がすっかり定着しています。

暑さで衰えた身体に、鰻で栄養補給しようとするものですが、では冬の土用はどうでしょうか?

もともと鰻の季語は夏ですが、鰻と言えば日本では「蒲焼」ですね。
しかし、このかば焼きは実は季語になっていません。
恐らく今の日本では、ウナギのかば焼きは一年中食べられているからでしょう。

そして、日本人が最も好み、一年中食べられる鰻の蒲焼ですから、「夏の土用の鰻の日」と共に「冬の土用の鰻の日」も、大いに受けるのではないでしょうか。
美味しい物はいくつあってもいいですね。

だから「冬の土用」に鰻を食べようとする動きもあります。
特に鰻の産地では、面白い戦略になるかもしれません。

例えば今は寒中ですから、冬の土用は「寒の土用」とも呼ばれ、「寒の土用ウナギの日」というのがあります。

さらに冬の土用は、昔から口紅を買う習慣があります。
口紅の赤色が邪気を払うから生まれた習慣で、小豆や南天の赤が邪気を払うのと同じ理屈でしょう。

また土用には様々な禁忌(きんき)があります。
禁忌とは、早い話し「してはいけないこと」です。

道徳的な側面で、忌み嫌って慣習的にさけたりすることと、薬のように科学的、技術的な根拠に基づくものがあります。

例えば、冬の土用の禁忌としては、土に触れるのを避けるようなものがあります。

勿論迷信ですが、寒い時期の季節の節目ですから、農作業は一休みして、体調管理に努めるようにとの先人の戒めかもしれません。

暖冬のせいで少し寒さ対策に油断が生じている時ですが、なんだかんだといっても寒い時期です。

体調管理をしっかりして、元気でご活躍下さい。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

8

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1528《365日を心豊かに彩る季節の言葉「秋の彼岸」》

9月の後半に入る頃になると暑さも落ち着きかなり過ごしやすくなり、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉が実感できるよ...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1527《「箸始め」から「箸渡し」まで、改めて考えたい日本人と箸の関係②》

人がなくなると骨上げの際に箸を使用します。いろいろなやり方があるようですが、二人組んで行う場合が多いよう...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1526《「箸始め」から「箸渡し」まで、改めて考えたい日本人と箸の関係①》

突然ですが、現在地球上に何人いるかご存知でしょうか?世界の総人口は現在約74億人です。地球上では、一...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1525《「すみません」は何度言えばいいの?》

台風の動向が気になりますが、空が澄んで星や月がきれいに見えますね。昔の人は、月の満ち欠けの形で農作業の目...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1524《美人は本当に薄命なの?》

只今二十四節気の「白露の頃」ですが、露に濡れて香り立つ草木からも、深まりゆく秋の気配が感じられます。秋...

[ マナーの心得 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ