コラム

 公開日: 2016-01-05 

マナーうんちく話1124《日本人なら知っておきたい「歳神様」と「数え年」の関係》

日本では古来より、正月になると歳神様をお迎えしてお年玉を頂きました。
つまり、歳神様から魂を頂き、一年を過ごしたわけです。

「魂=命=年齢」と捉えて頂いたらいいでしょう。
命を頂くわけですから、ひとえに感謝、感謝です。

この魂が「お歳魂」であり、これにより年齢が加算されるようになるのが「数え年」の考え方です。

新しい命はお母さんの体内で10月10日過ごすわけですが、その期間を考慮しなければいけないので、数え年による年齢の数え方は、産まれた時点で1歳になります。
さらに正月になると、歳神様から年をいただくようになります。

満年齢は誕生日に加算されますが、数え年は正月に加算されるということですね。そしてこれは老若男女みな平等です。

極端な例かもしれませんが、平成27年12月31日に子どもが産まれました。
そして平成28年の元日には、この子どもは満年齢ではまだ0歳ですが、数え年では2歳になります。

12月31日に産まれた時点で1歳です。
そしてひと晩経過したら正月になるので、この時点でさらに年神様から1歳年を頂くので2歳になるということです。

「数え年」の数え方は、日本ではかなり使用されております。
昭和24年5月24日に「年齢のとなえ方に関する法律」ができ、25年の元日から従来の数え年の習わしを改めて、満年齢に統一された。

当時は日本国民全員が若返ったということです。
特に適齢期の女性は喜んだかもしれませんね。

今でも役所へ届け出の用紙等は満年齢を記載しますが、「七五三」「長寿」の祝いなどは、数え年の場合が多々あります。

特に長寿の祝いなどは、早い方が良いので「数え年」でされるのがお勧めです。

では、「厄年」はどうか?
この場合は、魔除けを祈願する所で確認される事をお勧めします。

明治になって、旧暦から新暦に変わり100年以上経過しましたが、依然として日常生活の中にも旧暦は存在します。

年齢の数え方もしかりです。
何百年も続いたことが、そう簡単に何もかも変わらないということです。

但し、「数え年」で行事を行う場合は、その旨をキチンと明示して下さいね。
これは大切なマナーでもあり、ルールでもあります。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

8

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1562《どう違う?「水引」と「リボン」①》

お歳暮やクリスマスプレゼントに縁が深い人は多いと思います。恐らくお歳暮とクリスマスプレゼントの両方を、贈...

[ 冠婚葬祭のマナー ]

マナーうんちく話1561《どう違う?「お返し」と「内祝い」》

日本人は世界中の中でも贈り物をしたり、されたりするのが大変好きな国民のようですが、多くの人が贈り物をするお...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1560《七五三がテーマのわらべ歌と子育て》

「子どもは神の子」といわれていた時代、三歳、五歳の子供が成長すれば喜びも大きかったわけですが、七歳になれば...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1559《「千歳飴」誕生の物語。七五三に秘められた謎②》

「七五三」は「髪置き」「袴着」「帯解き」といった儀礼が、公家や武家のみならず、庶民の間でも行なわれていたよ...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1558《正しく身に付けたい参拝の知識と作法②》

お賽銭の次は「鈴」を鳴らします。鈴を鳴らすことで神様におきて頂くわけです。神霊をお招きするということで...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ