コラム

 公開日: 2015-12-31 

マナーうんちく話1120《初詣の効き目がアップする? 参拝の知識と作法》

何千万にも日本人が初詣に足を運ぶわけですが、その作法はあまり知られてない気がします。

誰でも気軽に入ることが出来る境内は、神社が長い間発信してきた公共性の象徴であるだけに、キチンとした知識や作法を心得ておきたいものです。

神社に行けばまず目につくのが「鳥居」です。
「神話に出て来る鳥の止まり木」に由来するという説もありますが、鳥居をくぐれば「神様の領域」!と認識して下さればいいと思います。

鳥居をくぐる時には一礼をして下さい。
それから「参道」を通ることになりますが、参道は「神様が往来する道」と言われていますので、真中ではなく端を通るようにして下さい。

境内に入ると「手水舎(てみずしゃ・てみずや)」が目につきますので、ここで身と心を清めます。
水は古くから身を清める効果があるとされています。

柄杓を右手で持ち水を汲みます。
左手を清め、次に左に持ち変えて右手を清めます。
再度右手に持ち直して、左手に水を注ぎそれを口に含んで口をすすぎます。
最後は柄杓を立てて残った水で柄杓の柄を清めます。
柄杓を伏せておきます。

※柄杓に直接口をつけないよう注意して下さい。
※この一連の動作は最初に柄杓に注いだ水で行います。水の注ぎ足しはしないということです。

「拝殿」の前に来たら先ずは「お賽銭」を収めて下さい。

お賽銭を収めたら鈴を1回鳴らして下さい。
「神様をお呼びする合図」と、鈴の音で「邪気を払う」意味があります。

「参拝の仕方」は、一般的には「二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いっぱい)」です。
「深いお辞儀を二度繰り返す作法」と、「神道の伝統的作法の拍手」が重なって現在の形になったと言われております。

ちなみに、拍手をする意味は、「自分が素手で有ること」と、「なんら下心はありません」ということを神様に証明することだとされているようです。

そういえば、握手をする際、右手を差し出すのは、「何も武器は持ち合わせていませんよ」と言う意味だそうですが、良く似ていますね。

作法としては、90度位の深いお辞儀を二回繰り返して下さい。
胸の高さ位の位置で、両手で二回拍手を打ちます。
この際、右手をやや引いたらいいでしょう。
神道では左手を重視しているので、左が上に来るようになるわけです。

両手を揃えてお祈りします。
両手を下して深いお辞儀をします。

帰りに参道をくぐったら、再度一礼をして下さい。
帰途につきますが、あまり寄り道をしたら折角頂いたご利益がうすくなるかも・・・。真っすぐお帰り下さい。

同じ頼み事でも、作法に則った方がきっと神様も気持ちが良いと思います。
つまり、神様に対し最高の礼を尽くすということです。

季節柄コートやマフラーをされる場合が多いと思いますが、混雑した所では仕方ないとしても、出来れば参拝の時には脱がれた方が良いでしょう。

目に見えない神様に対して最高のマナーを発揮するということは、人間関係においても応用できますので、今年の初詣は是非参考にして下さい。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

8

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1412《どこにでもいる嫌な上司。どう接する?》

「春一番」の季節になりました。春一番とは、「立春」から「春分」にかけて吹く強い南寄りの風ですが、昔から「...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1411《新人を活かし職場を元気にする、迎える側の技量と環境》

今まで新入社員(職員)を迎えるにあたりその心構えに触れてきましたが、新入社員の能力はさて置き、彼らをどのよ...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1410《あなたはどう思う?薄れゆく畳と日本人の感性》

約1100年前から畳の原料として使われている「イグサ」をご存知でしょうか?最近は生産農家が激減しているので...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1409《新人を快く受け入れ、職場を活性化する心構②》

【なにを、どのように教えるか】新人とは何もかも大きく異なるということを十分認識したうえで、あせらず、何を...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1408《新人を快く受け入れ、職場を活性化する心構え①》

【彼を知り 己を知れば 百戦危うからず】孫子の非常に有名な言葉ですが、先ずは相手の事、つまり新人をよく...

[ ビジネスマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ