コラム

 公開日: 2015-12-26 

マナーうんちく話1115《国際化時代だからこそ再認識したい正月の意味と意義②》

お気づきの方も多いと思いますが、12月25日はホワイトクリスマスには成りませんでしたが、「フルムーンクリスマス」でしたね。

クリスマスと言う特別の日が満月と重なるのは非常に珍しい現象です。
夜空を照らすイルミネーションも美しいですが、今夜は是非夜空を見上げてみて下さい。

前回の続きです。
歳神様は一年に一度遠くから里帰りして、その年の豊作や子孫繁栄をもたらし、家族一同を幸せにしてくれます。

だから歳神様をお迎えする準備は精一杯真心をこめて丁寧にしなければいけません。

先ず12月13日は「正月事始め」で、煤払いをして埃や汚れを取り払い、家を清め、さらに邪気が入り込まないように注連縄をはり、門松を用意して歳神様をお迎えする依り代にします。

さらにお餅をつき、家族全員がお歳暮と言われる食べ物を持参しご馳走を用意して、大晦日の夜は火を絶やさないように、徹夜で歳神様をお迎えします。

次に元旦から3ガ日は、家族全員が里帰りされた歳神様をお持て成しするのが礼儀です。

この時は歳神様と一緒に食事をするわけですが、その時のご馳走が「お雑煮」であり「お節料理」です。

また、それを食べる時には、歳神様と人が共に食べられるように、両方が尖った「祝い箸」を使用します。

このように、家族が揃って歳神様と共に食事をしながら、一年のスタートを祝うと共に、向こう一年の家内安全、無病息災、子孫繁栄、五穀豊穣を祈念し、互いの絆を深めあうところに正月の大きな意義があります。

そして、こうすることにより、産んで育ててくれた父母、祖父母、先祖、さらに自然の恵みに感謝する心が育まれてきます。

自然との共生の大切さもここから学び、地球の環境保護にも大いに貢献できます。

また、世界から熱い視線が注がれている日本人の「思いやりの心」「おもてなしの心」の原点もここにあり、多様な文化を開花させました。

加えて、歳神様と一緒に食事をするわけですから、その意味を正しく理解することで、最高のテーブルマナーが習得できます。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

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TEL:090-4573-1062

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