コラム

 公開日: 2015-11-22 

マナーうんちく話1091《「小雪」と「こたつ」と「良い夫婦」》

世界屈指の美しさを誇る日本の四季。
その代表が秋の紅葉ではないでしょうか?

「山装う頃」と表現されるように、赤や黄色にお化粧した木々は、周囲の景色に、より一層の彩りを添えてくれます。

しかし、美人薄命と申しますか、その期間は儚いくらい短いもので、厳しい冬に向かう4週間くらいでしょうか・・・。

日本の秋を十分堪能したら、早速冬支度が待っているということですね。

紅葉前線が終わりを告げ、北の国から「雪だより」が聞こえて来るようになりましたが、11月23日は二十四節季の一つ「小雪(しょうせつ)」です。

11月8日の「立冬」から数えて15日後になります。
空気が一段と冷え込み、木枯らしに吹かれて木の葉が散り、本格的な冬がやってくる頃で、炬燵やストーブが恋しくなる頃ですね。

同じ「小雪」でも、「こゆき」と読めば気象用語になります。
数時間降っても1mmに満たない、少し降る雪の意味で使用されます。

いずれにせよ、あまり大雪にはならないけど、雪が降る位寒くなることにはかわりありません。

ちなみに、その冬の最初に降った雪は、その年の「初雪」と呼ばれます。

また、旧暦10月は「小春」と呼ばれますが、「小春日和」と言う言葉をご存知でしょうか?

旧暦10月は、新暦では11月から12月の始め頃になりますが、今までの寒さが一変して、温かい日差しに恵まれ陽気になる時のことです。
冬なのに「小春」と表現するのはこのためです。


ところで、11月19日はボージョレー・ヌーボの解禁日でしたが、この日は、亥の月、亥の日でしたから「炬燵開き」をされた人もいるかもしれませんね。

旧暦の亥の月は今のほぼ11月になるので、11月の亥の日に炬燵を出すわけですが、小雪の頃でタイミングもいいようですね。

ただ、江戸時代には、衣替えにせよ、正月の事始めにせよ、決まった日に決まった事をするのが武士も町人も習わしだったようです。

「一同右に倣え」ですから、今のように「自分らしさ」「自由」「個性」が尊重される時代とはかなり様子が異なっていたわけです。

しかし、「炬燵開き」だけは、士農工商の身分制度の元、武家社会と庶民社会では異なります。

武士は亥の月の最初の亥の日に炬燵を出しますが、庶民は2番目の亥の日になり、それだけ遅くなります。

つまり庶民は武士より、しばらくの間、寒さに耐えなければいけなかったということです。倹約が求められたのでしょうね。

そしてなぜ亥の日なのか?と言えば、当時「猪は火難に打ち勝つ」という信仰があり、この日に炬燵を出すことにより、火事から守るというおまじないにしたわけですね。

今のように電気やガスが無い時代のことですから、炬燵は炭を使用していましたが、なんとなくほのぼのと温かい感じがしそうです。

当時の人は、そんな炬燵を囲んでどんな会話をしていたのでしょうか・・・。

11月22日は「良い夫婦」の日です。
炬燵を囲んで団らんの一時をお過ごしください。




そして11月23日は「勤労感謝」の日ですが、本

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

9

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1370《プライベートにもビジネスにも参考になる「三脱の教え」》

原発事故で非難してきた子どもへのいじめが報じられています。もっとも止めて頂きたいいじめで心が痛みます。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1369《幸運を呼ぶ「運盛り」のお勧め》

国土の7割以上を山で覆われている日本では、四季折々の山の様子を人に例えて非常におおらかな表現をしています。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1368《二十四節気の一つ「大雪」と「イルミネーション」》

最近公民館、女性大学、地域、教育委員会、諸団体等からの「年中行事」に関する講演依頼が増えてきました。10日は...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1367《大切にしたい服装のマナー》

「クールビズ」や「ウオームビズ」が浸透したせいで、服装もかなりカジュアルになり、個性が尊重されるようになり...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ