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健康管理に役立つ鍼灸の素晴らしさを伝えたい(1/3)

考案した抗重力療法について語る内田輝和さん

たかが鍼1本、されど鍼1本

 「細いはり1本で患者さんがにこにこして帰っていく光景にくぎ付けになりました。東洋医学の鍼灸(はり・きゅう)と手で治せるのですから」と鍼灸のプロを志したきっかけを目を輝かせながら振り返るのは、鍼灸(しんきゅう)院「鍼メディカルうちだ」(岡山県岡山市北区本町)の院長・内田輝和さん。安心感を与える優しいまなざしと穏やかな語り口からは、臨床を始めて35年以上のキャリアを誇るベテランとしての風格が漂います。独自の治療法を考案、日本鍼灸師会理事や岡山県鍼灸師会長などを歴任するなど、鍼灸界をリードする存在です。
 鍼灸師になる転機は、大学受験を控えた高校3年の時。鍼灸院を開いていた下宿先の大家の仕事や生き方に魅せられ、鍼灸の専門学校への進学を決めました。電気鍼による自律神経調整療法「良導絡医学」の創始者・中谷義雄医学博士に師事。1974年、25歳の若さで岡山市内に内田鍼灸院(現・鍼メディカルうちだ)を開業しました。
開業後も痛みに対する治療について、岡山大医学部麻酔蘇生学教室に入局し、神経ブロックの注射で痛みをブロックする西洋医学の知識も学んだり、高血圧に効く耳つぼの研究発表や、「鍼治療はなぜ効くのか」を科学的に解明する研究にも熱心に取り組んできました。鍼灸治療の効果は徐々に認知されるようになり、肩こりや腰痛、自律神経失調症、スポーツ障害などの体の悩みを持った、子供からお年寄りまで幅広い年代の方が数多く来院するようになりました。「治療後に患者さんと目が合って、お互いがにこっとできればそれでいいと思っています。通院していた女性が亡くなった後でも、ご家族から鍼をしてほしかったと言われたことがうれしかったです。たかが鍼1本、されど鍼1本という気持ちで治療にあたっています」と笑顔を見せます。
 97年には東京・新宿駅の近くにあるビルの一室に東京分院(予約制)を開業。毎月第1週は分院で治療にあたっています。また2009年、美容鍼灸の需要の高まりから、岡山本院の隣に美容・レディース鍼治療院AURORAをオープンしました。

<次ページへ続く>

【次ページ】 長年の臨床研究から新しい治療法を確立

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医院名 : 鍼メディカルうちだ
住所 : 岡山県岡山市北区本町5-20 高島屋東館3F [地図]
TEL : 086-232-6110

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内田輝和(うちだてるかず)

鍼メディカルうちだ

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