コラム

 公開日: 2017-08-22 

DIYで和室から洋室にリフォーム! フローリングの張り方

フローリングの張り方を大まかに説明すると、畳を撤去した後に、根太(ねだ)を配置しビスで固定した後に、カットしたフローリングをボンドや釘を使って固定します。

ただし、既存の床材を剥がした際に、下地に傷みが発生していたり、正方形ではない部屋の張り替えの難しさを感じたりして、断念してしまう人もいます。大がかりな作業で、決して簡単ではありません。きちんと仕上げたい場合は、専門業者に依頼するのが良いでしょう。

フローリングの張替え方法、手順について

畳からフローリングに床材を変える方法を紹介します。

準備する道具は、電動ドリル、スケール、さしがね、のこぎり、かなづち、ゴムハンマー、チョークリール、えんぴつ、ペンチ、ポンチ、丸ノコです。

使用する材料は、根太材の他、ビス(根太より長いもの)、フローリング材(根太貼り用)、根太ボンド、フロアー釘、仮釘、コーキング剤、マスキングテープです。

根太は、フローリングを支える役割があります。和室の畳を撤去した後に、フローリングをそのまま敷いてしまうと、敷居の高さとフローリングの高さの差が大きくなってしまいますので、高さを調整するために設置します。

根太の太さを決める際には、フローリングの高さが敷居の高さより2~3mm低くなるようにしてください。

まず、この根太を組みますが、四方にある壁に隙間なく沿わせて根太を設置します。

次に、部屋の中心線の上に根太を設置し、この根太を軸にして左右の壁に向かって30cmの間隔をあけて根太を敷き詰めます。

根太は、電動ドリルを使い根太より長いビスで固定します。

次にフローリングを配置するガイドラインを、中心線の上に配置した根太に引きます。
ガイドラインは、壁際の長さを計測して決めた中心の位置に、チョークリールを使い引きます。このガイドラインを中心して、左右対称にフローリングを敷き詰めていきます(ガイドラインを縦軸に、フローリングはガイドライン対して垂直に敷いていきます)。

壁際から1列目、3列目と奇数列に配置するフローリングは、ガイドラインの上にフローリング材とフローリング材の境目がくるように配置します。
偶数に配置するフローリングは、ガイドラインの上に境目がこないように配置します。
この際、根太の上にフローリング材とフローリング材のつなぎ目がくるようにします。

次にフローリングを切るためのカットラインを引きます。
1列目のフローリングのカットラインは、壁からガイドラインまでの長さを計測して、フローリングに引きます。カットラインを引いたらフローリング材をカットしていきます。

フローリングの端には凸サネと凹サネと呼ばれる凹凸があり、組み合わせることでズレを防止します。

フローリングの長さを計測する際には、サネの長さは含めないでください。
また、貼り進める方向に、凸サネがくるようにフローリングを切ります。

フローリングのカットの後は仮組を行う

フローリングを切り終えたら、仮組を行います。

1列目を配置する手順は、右側の壁からフローリングを配置し、次に配置するフローリングのサネを差し込みます。
2列目はフローリングの中心がガイドライン上にくるように配置します。

残った空間を埋めるためのフローリングの長さを計測し、1列目と同様に切ってフローリングを配置します。この際、ゴムハンマーを使いサネをしっかり差し込みます。

1列目と2列目の作業を繰り返して、フローリングを敷き詰めていきます。

最後のフローリングになったら、フローリングの凸サネを切断しておきます。

最後の列の一つ手前の列を外した後、その場所に最後の列を配置し、凸サネを切り落としたサイドを壁に押し当てて、水平を保持し、カットラインを引きます。

カットラインに沿って切った後、配置はしないで幅の確認をして仮組の完了です。

次に仮組したフローリングを一度取り外してから、再度、ボンドでフローリングを接着していきます。

この際、フローリングは仮組したときの順番に、邪魔にならないところに並べましょう。

ボンドはフローリング1列ずつ分けて根太の上に出しますが、窓際の根太も忘れないようにしてください。

フローリングはゴムハンマーで叩いて圧着し、根太のある部分は、凸サネに釘を45°に打ち込み、最後にポンチで打ち込んで仕上げます。

最後の列は、はじめにフローリングのサネとフローリングのサネを差し込み、フローリングを斜めにして、サネの部分をゴムハンマーで叩きながら、配置します。

フローリングをゴムハンマーで叩いて圧着した後に、フローリングのセンターから両サイドに向かって30cmの間隔をおいて仮釘を打ち込み、ボンドを乾燥させます。

ボンドが乾燥したら、仮釘を抜いて、隙間の処理を行います。

床と壁の隙間を囲うようにしてマスキングテープを貼り付けた後、コーキング剤を隙間に充てんし、指先で表面をならします。

コーキング剤が乾燥する前に、マスキングテープを剥がして完成です。

DIYで張替した際の失敗例について

中古の一戸建てやマンションでは、既存の床材を剥がした際に下地が傷んでいることがあります。下地が傷んでいる場合は、DIYで補修することは難しく、フローリングの張り替えを断念しなければならない場合もあります。

また、DIYでフローリングを張り替えた後に、歩くときしむようになり、その音が気になるということもあります。

DIYでフローリングを張り替えに失敗すると、材料も時間も無駄にしてしまうことがあるので、業者に依頼したほうが、短期間で仕上がり、施工後の不具合も少ないと考えられます。

この記事を書いたプロ

L design 恒松建築株式会社 [ホームページ]

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