コラム一覧 :会社関係法

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最高裁平成29・2・ 21決定と、「取締役会のほかに株主総会でも代表取締役を選定できる」旨の定款

1 機関設計の多様性 平成17年に会社法が制定された時、株式会社の機関設計には、多様なパターンが許されることになりました。その中には、取締役会を設置しない、監査役も置かない、機関としては一人の取締役がいるだけ、という会社も認められています。2 最高裁平成29・2・ 21決定で、... 続きを読む

会社関係法

2017-08-16

企業法務 独禁法と下請法の関係いかん

「後藤よ!下請法 (正式名称は「下請代金支払遅延等防止法」) という法律があるよなあ。あれと独禁法とはどういう関係があるんだい。」「一言で言えば、下請法は、下請業界における、優越的地位の濫用を取り締まる法律だ。したがって、独禁法の適用も可能なのだが、独禁法は、実質基準で判... 続きを読む

会社関係法

2017-08-14

企業法務 代表取締役解職劇の裏にあった法律論争

「後藤よ!昨日の話の続きだが、Mデパート社長解任劇に、何か法律論争があったというが、どんな論争かのう。」「Mデパートの社長解任劇、今の会社法でいうと、代表取締役の解職劇だが、そこには次の三つの法律上の論争があったよ。第1が、代表取締役解職議題を事前に全取締役会に通知すべきかど... 続きを読む

会社関係法

2017-08-08

企業法務⑦ 社外取締役の有用性

「おい、後藤!社外取締役のことを教えてくれ!」「社外取締役というのはな。厳密には細かな要件を満たした者でなければならないが、一口で言うと、子会社を含めた会社の業務執行取締役でも従業員でもない、外部から来た取締役のことだ。もともと会社法は、社外取締役を置くことを強制はしていな... 続きを読む

会社関係法

2017-08-07

企業法務⑤ 監査等委員会設置会社では、監査力が落ちることはないの?

「後藤よう。前回の話しだと、監査役会設置会社を、監査等委員会設置会社にするには、人員的には、監査役会を廃止するだけで、できるよなあ。そうなると、監査等委員会の監査力の劣化が心配になるぞ。具体的には、次の点が心配だ。すなわち、第1が、任期と独立性だ。監査役なら任期が4年間で、独任... 続きを読む

会社関係法

2017-08-05

企業法務③ 課徴金制度と減免制度

「おい、後藤よ。会社経営で、知らぬうちに独禁法に違反する場合があると言ったよな。その場合でも課徴金が科されることがあるのか?」「あるとも!優越的地位の濫用なんていうのは、無意識のうちにしても、課徴金は免れないよ。」「課徴金の額は、高いのか?」「けっこう高い金額だよ。何億... 続きを読む

会社関係法

2017-08-04

企業法務⑥ 出資比率は絶対ではない(出光興産事件)

「後藤よ!新聞に、出光興産の経営陣が、公募増資をしようとしたら、創業家株主からその差止めの仮処分申請がなされた。これに対し、裁判所はそれを却下したと、報道されている。何が問題になるのかのお。」「経営陣は、出光興産と昭和シェル石油とを合併させたいのだが、合併をするには、株主総... 続きを読む

会社関係法

2017-08-03

企業法務④  監査等委員会設置会社はなぜ増えたの?

「おい、後藤!つい先日の新聞に、平成26年6月に会社法の改正で新たに創設された監査等委員会設置会社が、施行(平成27年5月1日)から、わずか2年しか経っていないというのに、上場会社の2割もが、監査等委員会設置会社に変わったということが報道されているが、何故、こうも急激に、監査等委員会設... 続きを読む

会社関係法

2017-08-01

企業法務② 知らぬうちに独禁法に違反すること多し

「おい、後藤!お前は、この前、企業が活動をしていている間に、知らないうちに独禁法を犯しかねないところがあるといったが、どういう例があるのかのう?」「菊池よ。お前は、N證券の損失補填事件を知っているだろう。」「知っているよ。たしか、証券会社が、一部の顧客に対し、有価証券の売買... 続きを読む

会社関係法

2017-07-31

企業法務① ホールディングスが増えた理由

「おい、後藤!最近ホールディングスという語が入った商号をよく見るが、なにか理由があるのか?」「ホールディングスというのはなあ、一般には、純粋持株会社又は事業持株会社のことだ。純粋持株会社というのは、ドイツ語でいうコンツェルンだが、これは、自らは事業をしないで、傘下に多くの完... 続きを読む

会社関係法

2017-07-30

学者さまと弁護士 その2

学者さまと弁護士 その2 昨日のコラムに書いた出来事(金融法務や企業法務の勉強会を始めることになったこと)があった日の翌日のことです。 後藤紀一弁護士のもとへ、広島大学の現役の教授さまが、表敬訪問に来られました。そこで、私を加えた3名で、その学者さまの専門分野のことを語り... 続きを読む

会社関係法

2017-07-29

学者さまと弁護士 その1

学者さまと弁護士 本年6月1日より、私の大学時代からの友人である 後藤紀一 弁護士が、当事務所の一員になりました。博学多識。さすが学者さまだと感心しきり、です。 つい先日、私と後藤弁護士と、そこに若手弁護士二人を加えた四名で、食事をしましたが、若手弁護士の中の一人は、後藤弁... 続きを読む

会社関係法

2017-07-28

監査等委員会とは?

1 株式会社の監査機関 平成26年に会社法が改正され、株式会社の監査機関として、「監査等委員会」を設置することができるようになりました。これにより、株式会社の監査機関は、①「監査役」(中小企業に最も多く見られる機関)、②「監査役会」(主として大企業が採用している機関)③... 続きを読む

会社関係法

2017-07-27

信用保証協会、二度目の最高裁判決

またまた、信用保証協会に不利な最高裁判決が出されました。2016-09-14付けコラムで紹介しました最高裁判所第三小法廷平成28年1月12日判決に続く、最高裁判所第一小法廷平成28年12月19日判決です。以上二つの最高裁判決に通底する考えは、「想定できること(最初の判例は、融資を受け... 続きを読む

会社関係法

2017-07-15

やさしく個人情報保護法を解説⑤ サービサーと個人情報

  サービサーとは、債権管理回収業者のことです。 サービサー法(正式名称は「債権管理回収業に関する特別措置法」)は、バブル経済が崩壊し、金融機関が、回収不能になった膨大な不良債権を抱え込み、BIS規制(BISとは国際決済銀行のこと。BIS規制とは、銀行の健全性確保や競争の公... 続きを読む

会社関係法

2017-07-11

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