コラム

 公開日: 2014-05-27  最終更新日: 2014-08-07

弁護士懲戒⑪ 遺言執行者は,本当に,相続人の代理人なのか?

1,委任状が要るのが,相続人の代理人でない証拠
 真実,遺言執行者が相続人の代理人ならば,遺言執行者が,相続人の代理人になって訴訟を起こす場合,相続人からの委任状は必要ないことになります。
 あたかも,親権者が,未成年者の代理人として訴訟を起こす場合,未成年者からの委任状を必要としないのと同じです。
 後見人が被後見人の代理人として訴訟を起こす場合,被後見人からの委任状を必要としないのと同じです。
 しかしながら,遺言執行者が,相続人の代理人になるときは,裁判所に,相続人からの代理権授与を証明する委任状を提出しなければなりません。
 それは何故か?
 遺言執行者は,相続人の代理人ではないからです。
相続人の代理人ではないから,相続人の代理人になるときは,相続人からの委任状が必要になるのです。

この記事を書いたプロ

弁護士法人菊池綜合法律事務所 [ホームページ]

弁護士 菊池捷男

岡山県岡山市北区南方1-8-14 [地図]
TEL:086-231-3535

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

2

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
菊池綜合法律事務所|菊池捷男弁護士は数多くの民事裁判を手がけてきたエキスパート

法律事務所は決して敷居の高い場所ではありません。(1/3)

 事務所設立以来40年、「うそをつかない、ごまかさない」を信念に、離婚や相続など数多くの民事裁判を手がけてきた菊池捷男さん。現在事務所には菊池さんを筆頭に6人の弁護士が在籍し、民事から企業法務まであらゆる法律問題をサポートしています。 ...

菊池捷男プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

あらゆる法律問題に対処可能

事務所名 : 弁護士法人菊池綜合法律事務所
住所 : 岡山県岡山市北区南方1-8-14 [地図]
TEL : 086-231-3535

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

086-231-3535

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

菊池捷男(きくちとしお)

弁護士法人菊池綜合法律事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
「相続させる」遺言法理①  「相続させる」遺言法理は、最高裁・香川判決から始まる

「 私は、不動産の全部を、長男凸山一郎に相続させる。 」というような、特定の遺産(例では「不動産の全部...

[ 相続判例法理 ]

新著の上梓報告

今週の月曜日から金曜日までの、私のマイベストプロのサイトを訪問してくださった人の数は、連日、2000名を超...

[ 相続判例法理 ]

損害の発生後45年が経過して行使された損害賠償請求権が,消滅時効にかかっていないとされた裁判例

 45年前,新生児が誕生しましたが,母親の退院時,病院のミスで,新生児が取り替えられるという事故がありまし...

[ 民法雑学 ]

宅地建物取引業者の税金についての説明義務

 宅地の売買などをしますと,不動産譲渡所得課税問題が生じますが,その売買契約を仲介した宅地建物取引業者に,...

[ 不動産 ]

遺産分割に関する最高裁判決まとめ

・預貯金債権は,可分債権ではないので,遺産分割対象の財産になる(平成28年12月19日最高裁判所大法廷決...

[ 相続判例法理 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ