コラム

 公開日: 2014-01-07  最終更新日: 2015-02-26

契約書知識 16 契約書の表記は公用文表記法による

1,日本語の表記法
日本語の表記法には、大きく分けて、①学校教育において指導されているもの、②官公庁において使用されているもの(公用文)、③マスコミにおいて使用されているものの3種類あるとされていますが、それぞれ表記法が異なっています。
2,公用文の表記法
公用文(官公庁で書かれる文章)は、分かりやすいバランスのとれた文書を書くため、また、行政の統一性を確保するため、文書の表記法(文書の書き方のルール)が定められています。
その表記法は「常用漢字表」(平成22年11月30日内閣告示)と「法令における漢字使用等について」(平成22年11月30日内閣法制局長決定)と、これらに定めがないところでは、官公庁における慣行によっています。
3,契約書の表記法
契約書は、意味が一義的に明確な表記法で書かれなければならないところから、可能な限り法令用語を使わなければなりませんが、その他の表記も、統一性が要求されるなどの理由から、公用文の表記法によることが慣行になっています。
4,例えば接続詞
接続詞は、原則として平仮名で書かなければなりません。
例えば「ただし書」についていえば、古い法令では「但し、」という言葉が使われていますが、新しい法令では「ただし、」になっているように、現在は、接続詞は平仮名で書くことになっています。
あるいは(×或いは)、したがって(×従って)、なお(×尚)、また(×又)などです(現在は、括弧内の漢字は使いません)。
ただし、例外があります。それは、「又は」、「若しくは」、「及び」、「並びに」の4つです。
これらについては、別のコラムで解説しているところです。

この記事を書いたプロ

弁護士法人菊池綜合法律事務所 [ホームページ]

弁護士 菊池捷男

岡山県岡山市北区南方1-8-14 [地図]
TEL:086-231-3535

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

12

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
菊池綜合法律事務所|菊池捷男弁護士は数多くの民事裁判を手がけてきたエキスパート

法律事務所は決して敷居の高い場所ではありません。(1/3)

 事務所設立以来40年、「うそをつかない、ごまかさない」を信念に、離婚や相続など数多くの民事裁判を手がけてきた菊池捷男さん。現在事務所には菊池さんを筆頭に6人の弁護士が在籍し、民事から企業法務まであらゆる法律問題をサポートしています。 ...

菊池捷男プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

あらゆる法律問題に対処可能

事務所名 : 弁護士法人菊池綜合法律事務所
住所 : 岡山県岡山市北区南方1-8-14 [地図]
TEL : 086-231-3535

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

086-231-3535

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

菊池捷男(きくちとしお)

弁護士法人菊池綜合法律事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
職場での旧姓使用は、権利として認められるか?

東京地裁平成28年10月11日判決を紹介します。 この判決は、学校の教師が、職場で、当該教師に関わる、...

[ 民法雑学 ]

天皇陛下のお言葉の中に見られる「とともに」と「と共に」の使い分け

 本年8月15日は、終戦72年目の戦没者追悼式が執り行われた日です。 この日、天皇陛下の「お言葉」が、天皇...

[ 公用文用語 ]

最高裁平成29・2・ 21決定と、「取締役会のほかに株主総会でも代表取締役を選定できる」旨の定款

1 機関設計の多様性 平成17年に会社法が制定された時、株式会社の機関設計には、多様なパターンが許されるこ...

[ 会社関係法 ]

相続セミナー開催のご案内

1 相続法セミナー開催のお知らせ  私は、山陽新聞社が管理運営するインターネットサイト・マイベストプロ...

[ その他 ]

企業法務 独禁法と下請法の関係いかん

「後藤よ!下請法 (正式名称は「下請代金支払遅延等防止法」) という法律があるよなあ。あれと独禁法とはどう...

[ 会社関係法 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ