コラム

 公開日: 2011-03-19  最終更新日: 2014-07-03

イラスト相続 2 相続開始原因


死亡
 戦前は、家督相続という制度があり、戸主が隠居したり養子に入った戸主がその家を去ると、戸主が変わって家督相続が開始することもあったのですが、現在は家督相続というものはなく、たんに財産相続のみになり、また、相続は人の死亡のみで開始することになりました。
人の死亡が確認できる場合は、医療機関の死亡推定時刻が、死亡の時とされます。

死亡とみなされる「失踪宣告」
人の死亡とみなされる制度に、失踪宣告というものがあります。
 失踪宣告には、「普通失踪宣告」と「特別失踪宣告」があります。
普通失踪宣告は、所在不明になった人が7年間生死不明のときになされます。その場合は、7年間の失踪期間が満了した時に死亡したものとされます。

特別失踪宣告は、乗っていた船が沈没して行方不明になった人など死亡が強く推定されるような危難に遭った人の場合は、危難が去った後1年間生死が分からないときになされます。その場合の死亡の時期は、失踪期間満了の時ではなく、その前の危難が去った時(例えば海難事故の場合、海が静まり救出作業が開始した頃)にになります(民法31条)。

失踪宣告がなされますと、相続が開始するほか、生命保険金の請求も可能になります。

ご相談は弁護士法人菊池綜合法律事務所へ!

この記事を書いたプロ

弁護士法人菊池綜合法律事務所 [ホームページ]

弁護士 菊池捷男

岡山県岡山市北区南方1-8-14 [地図]
TEL:086-231-3535

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
菊池綜合法律事務所|菊池捷男弁護士は数多くの民事裁判を手がけてきたエキスパート

法律事務所は決して敷居の高い場所ではありません。(1/3)

 事務所設立以来40年、「うそをつかない、ごまかさない」を信念に、離婚や相続など数多くの民事裁判を手がけてきた菊池捷男さん。現在事務所には菊池さんを筆頭に6人の弁護士が在籍し、民事から企業法務まであらゆる法律問題をサポートしています。 ...

菊池捷男プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

あらゆる法律問題に対処可能

事務所名 : 弁護士法人菊池綜合法律事務所
住所 : 岡山県岡山市北区南方1-8-14 [地図]
TEL : 086-231-3535

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

086-231-3535

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

菊池捷男(きくちとしお)

弁護士法人菊池綜合法律事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
内部統制システムとは何?⑥ 善管注意義務などとの関係

1 善管注意義務会社法330条は、「株式会社と役員及び会計監査人との関係は、委任に関する規定に従う。」と規定...

[ 会社関係法 ]

内部統制システムとは何?⑤ その他の内部統制システムの例

1 取締役等会社役員の義務は、抽象的なものから、順次具体的なものになっていくと考えると、分かりやすい大和...

[ 会社関係法 ]

内部統制システムとは何?④ 集団的企業内部統制システムの例

1 親会社の取締役には、子会社の経営を監視する義務がある 福岡高裁平成24年4月13日判決は、親会社の取締役に...

[ 会社関係法 ]

内部統制システムとは何?③ 内部統制システムが構築されていると判断された例

1 最高裁判決 最高裁平成21年7月9日判決は、内部統制システムが十分にできているという理由で、従業員の不法...

[ 会社関係法 ]

内部統制システムとは何?② 会社法及び会社法施行規則で明文化

1 判決を受けての法の改正 昨日のコラムで解説したように、大阪地方裁判所は、平成12年9月20日、会社に...

[ 会社関係法 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ