コラム

 公開日: 2016-06-19 

新しい建築の工法 その名も「CLT」

随分と暑くなってきましたね。今日は気温も30度を超え
いよいよ夏到来といった感じです。ですが夜はまだ肌寒い日も
あります。寒暖の差にお気をつけください。

今日は新しい建築の工法「CLT」について

まずしょっぱなから「CLT」とはなんぞや?という
事なのですがこれは「Cross Laminated Timber」の略で
日本語に訳すなら「直交集成材」となり、具体的には
板を直交方向に交互に重ねた板となります。

通常の集成材は細い角材を合わせたもを言うのですが
(重ねるのではなく、横方向に接着したもの。板を重ねたものは
合板と呼ばれます。)その集成材を直交させながら重ねる事で、
寸法精度の良い大きな木板を得る事ができます。

それで何ができるの?という事なのですが、これ何と
板をそのまま構造耐力を持った壁として建築に使えるのです。

平成28年3月31日、4月1日に関係する建築基準法告示が施行され、
告示にもとづく計算を行うことで、一般の建築物と同様の手続きで
建築が可能になりました。

まだちょっとわかりにくいですよね。

従来の木造建築では柱や梁が住宅の骨組みとして使われる
在来工法と、合板で作ったパネルを並べて作る枠組壁工法
(2x4)の大きくは2方式でした。

CLTは上記いずれともことなる新しい工法です。
違いとしては、大断面の木材を工場で製作して現場で
建てていくので施工が早いことが挙げられます。
次に地震力などを分厚い材料全体で受け止めますので
材料としてみた場合に構造的な安定性が高いと言えます。
また、少しマクロな視点で見れば国産木材の利用料が少ない
日本では木材資源の活用、ひいては地域活性化といったことも
期待されています。

住宅メーカーでもだんだんと採用されてきています。
新しい工法「CLT」、覚えておいてくださいね。

岩城建築設計事務所
岩城 裕介



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