コラム

 公開日: 2018-06-07 

子供がキレる原因は?親が子供の怒りの感情を大切にしないから

子供がキレる原因は?親が子供の怒りの感情を大切にしないから


1学期も残り1か月半。
梅雨に入っての蒸し暑さや体の疲れもピークではないでしょうか?
それは大人も子どもも同じ。


子どものネガティブ発言は正常な証拠

「学校行くの嫌!」
「うるさい!ほっといて!」
「うざいんじゃ!」

こういった子どものネガティブ発言。
親としては、腹が立ちますよね。

「つべこべ言わず、学校行きなさい!」
「なんだと!親に向かって言う言葉か!?」

腹が立てば、親も感情にまかせた売り言葉に買い言葉をやってしまいがち。

ここはちょっと冷静になってほしいんです。
子どものネガティブ発言って、実は自分の気持ちを素直に出せている証拠なのです。
とても正常な状態。

感情に蓋をすることは危険

感情には、ポジティブなものもあれば、ネガティブなものもあります。
それは人間に必要だからあるのです。

『怒り』は、自分の身を守るために、闘ったり、逃げたりするために必要。
『不安』も、自分の身を守るために、早く危険を察知するために必要。

イライラ、モヤモヤは、何かを知らせてくれています。
でも、大人は子どもへ

「怒るんじゃない!我慢しなさい」
「ワガママ言わないの!」
「そんなイライラしてたら恥ずかしいよ!」

こんなふうに、子どもの感情を否定したり、蓋をしようとします。
大切な感情に蓋をしてしまうのは、自分に知らせてくれている身体のメッセージに嘘をつくことになります。
そうなると、子どもはどうなるのか?

「怒るのは悪いこと」
「イライラするのは恥ずかしい」
「自分の気持ちは我慢したほうがいい」

こういう気持ちになっていくんですよね。
身体のメッセージに嘘をつくのはとても危険なことなのです。

感情を言葉で表現できればキレることを防げる

自分のイライラや怒りを出してはいけないと我慢していくと、それは大きな爆発へつながることがあります。

【キレる】

ということです。

普段から自分のネガティブ感情を言葉で表現し、それを親が受け止めてくれていれば、子どもは安心します。

「学校行くの嫌!」
と言えば、こう答えてやると子どもは安心します。

「嫌って言いたくなるほど、なにかあったんだね。ちょっと聞かせてくれる?」

そうやって、親は子どもの気持ちを言葉に変えたり、子どもの気持ちを受け止める。
この繰り返しを幼い頃からやっていくと、子どもは感情を言葉に変える力を身につけますし、普段から感情を表現できているので「キレる」こともありません。

どんな感情も良い悪いはない

ポジティブな感情も、ネガティブな感情も大切。
どんな感情も大切に扱うこと。

「今日は友達からきつく言われてイライラしているんだ」

こうやって、自分の状態を客観的に言えるといいですよね。
そして、子どもが素直に自分のことを言えたら、親は評価や指示を入れる必要はありません。

「そうか、きつく言われてイライラしてるんだ。自分の気持ちを伝えてくれてありがとう」

こんなふうに、子どもを受け止める余裕も親には必要です。

そのためには、親が自分の感情と上手に付き合えるようになっておく。
それはトレーニングで身に付いていきます。
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