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 公開日: 2018-04-10  最終更新日: 2018-04-11

教師に怒られる子供の原因とは?親の関わり方が子供の人格に影響

教師に怒られる子供の原因とは?親の関わり方が子供の人格に影響


「先生怒ってくれ!」
教師時代のこと。
転勤して久しぶりに前任校の生徒へ会ったときに言われました。

子供は大人に関わってほしくて行動する

そう言ってきた彼や彼の仲間たちへ、僕は転勤する前はしょっちゅう怒っていました。
彼らは授業を抜け出し、トイレに、プール裏・・・。
さらには校外へ。

僕の貴重な空き時間にそんなことがあるもんですから
「ええかげんにせえよ!」
という気持ちで本気で腹が立って怒って
「おい!コラララアーーー!!ええかげんにせえ!!」
と巻き舌バリバリで追いかけていました。

当時のことについてはこちらをご覧ください
「怒ってくれ!」と言った中学生の気持ちとは?

この生徒たちは怒られたくてやっていたのでしょうか?
そうじゃないと僕は思います。

【関わってほしかった】のです。

基本的信頼感が育ってない子供は必ず取り戻そうとする

赤ちゃんが泣けば、親は抱っこしたり、おむつを変えたりといった『関わり』をします。
泣いて自分の希望がかなうことの繰り返しで、子どもは親を信じるようになります。
こうして、親との『基本的信頼感』が育っていくのです。

親を信じることができると、自分を信じるし、親以外の人も信じられるようになります。
ところが、親からの関わりが不足していた場合、人はどこかでその不足を取り戻そうとするのです。
幼い頃なら親へ素直に甘える行動がとれますが、中学生くらいになるとそうもいきません。

親からは
「甘えるんじゃない!」
「中学生なんだからもっとしっかりして!」
このようなことも言われます。

しかし、親の『関わり』が不足したままだと、無意識のうちに関わってほしいことが行動となって出てくるのです。

子供は怒られても関わってもらえるほうがいい

授業を抜け出す
   ⇓
先生が注目する
   ⇓
怒られる
   ⇓
反抗する
   ⇓
さらに怒られる
   ⇓
さらに反抗する

このような負のサイクルになるのですが、やめようとしません。

怒られることで、先生は自分に関わってくれる。
怒られてでも関わってもらうほうがいい。
表面上は
「うるせー!ほっといてくれ!」
などと言います。

それならと、放っておけば
「先生は俺たちを見捨てた」
「どうせ俺たちのこと面倒くさいんだろ」
と言ったりするのです。

基本的信頼感が育っていない子どもは、関わってもらえないことが一番辛いということ。
見捨てられた気持ちになるんですね。

親の無条件の関わりが子供の人格形成に大きく影響する

親の関わりがいかに大切か?
24年間中学生に関わってきて、常に感じていたことです。
中学生になるとき、すでに子どもは13年近く生きてきています。

13年間、親から無条件に愛情を注がれてきた子ども。
13年間、親から怒られたり無視されたりしてきた子ども。

この差は大きいです。
子どもの人格形成が天と地の差になるのは当然のこと。

怒る必要のないことまで子供を怒っていないか?

親は子どもへ怒ることは当然あります。
でも本当に怒る必要のあることで怒っているでしょうか?

「あんなに怒るんじゃなかった」
「ついイライラをぶつけてしまった」

こういった経験があるのではないでしょうか?
だからこそ、子育てにアンガーマネジメントを活かしてほしい。
子どもを傷つけない叱り方を身につけてほしい。

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講師 稲田尚久

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