コラム

 公開日: 2017-11-11 

怒る、イライラの原因は子ども?上司?実は・・・。怒りのコントロール方法とは?

怒ることやイライラすることは、誰にでもあります。
アンガーマネジメントを教えている僕でもあります。

ただし、怒りやイライラが発生した後、どう考えるか?
ここが、昔の自分と違うところなのです。

アンガーマネジメントを取得する以前の僕は、怒りやイライラの原因は自分以外にあると思っていました。
「あの人がこんなこと言ったから」
こんな感じで、原因を自分の外側に原因があったわけです。

でも、実は怒ることやイライラすることの原因はなんと!
自分の内側にあったのです。

教師時代こんなことがありました。
朝校門で生徒を迎えていた時のこと。

生徒が友達と楽しそうに会話しながらやってきました。
僕「おはよう!」
生徒「・・・・」(会釈のみ)
僕「あいさつしろよ!」
生徒「えっ?・・・」

僕は
・挨拶で声かけられたら、声を出して返すべき。

生徒は
・友達とおしゃべりしていたから、会釈でも許すべき

僕と生徒の間にお互いの『べき』に大きなギャップがあったわけです。

このように、僕たちはだれもが『こうあるべき』『こうあるはず』といった
自分の理想や願望、価値観をもっています。
これをアンガーマネジメントでは
『べき』と呼んでいます。
自分の『べき』と目の前の出来事のギャップが大きければ大きいほど、怒りは強くなりやすいのです。

実は、この『べき』がやっかい。
なぜなら、その人にとっては正しいから。
さらに、程度の問題だから。

さきほどの生徒とのやりとり。
僕も生徒も
・挨拶はするべき
という部分は共通しています。

ただし、細かく見ていけば
・声を出すべき
・会釈で許されるべき
といった、程度に大きなギャップがあったということです。

僕は自分の『べき』と大きく違ったことで、イラっとして生徒へ怒りました。
でも、怒らないことも選べたわけです。
・まあ、おしゃべりに夢中だし、それでも会釈しているならいいだろう
という具合に。

ですから、怒るというのは、自分で選んでいるわけです。

いやいや、体が勝手に反応してる。
そう言いたくもなるでしょう。
前回のコラムで怒りは身を守るための感情といいました。

闘うか?逃げるか?
反射的に行動できるようにしているということでしたよね。
でも、いつまでも怒っていません。
なぜなら、アドレナリンはいつまでも出続けるわけではないからです。

アドレナリンが発生して消えるまでが約6秒。
この6秒間は冷静になりにくい。
だから、勝手に体が反応していると思えるのです。
しかし、これもトレーニングしだいで、6秒間をうまく切り抜けられるようになります。

カッとなったら6秒間待つ。

まずは、これができるようになることですね。
でも、ただじっとして待つのは難しいですよね。

アンガーマネジメントでは6秒間過ごすテクニックがあるのです。
身体を使ったほうが6秒過ごしやすくなります。
深呼吸するとか、手をグッパーグッパーするとか。
他にも方法はあります。

ぜひ、一度アンガーマネジメント入門講座を受講してみてください。

こうやって自分で自分の感情はコントロールできます。
理論と技術を身につけ、練習していけばいいのです。

野球のルールを学び、ボールの投げ方や打ち方の技術学んでも、練習しなければ上手になりませんよね?

アンガーマネジメントも同じです。
毎日の生活の中で使っていかなければ、上手になっていきません。
失敗もします。
失敗すれば、次はどうすればいいかもわかります。
僕も失敗しながら、上手に自分の怒りの感情と付き合えるようになりました。

子どもから大人まで、幅広く使える心理トレーニング。
アンガーマネジメントは、人間関係を円滑にするために大変有効です。

社員研修、学校の講演会、人権講演会など様々なところから依頼をいただいています。
ぜひ一度、講演・セミナーメニューもご覧ください。

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怒りの取り扱いアドバイザー [ホームページ]

講師 稲田尚久

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